NO団体名主な企画内容
45 独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立夜須高原青少年自然の家(福岡県) 「「夜須高原長期チャレンジキャンプ」~九重満喫!体感!「九州の名瀑・名峰」~」
由布岳・九重山登山や滝すべり等、日常では体験できない困難なプログラムを設定し、子どもたちの成長を促す7泊8日の企画。班別自主活動を行い、自己判断・決定体験で責任感や自己有用感を育てる。

活動レポート1

日時:平成26年8月17日(日)~8月24日(日) 7泊8日 49名参加
場所:国立夜須高原青少年自然の家、大分県立九重青少年の家
   龍門の滝、由布岳、久住山、中岳
対象:小学校5年~中学校3年生までの児童・生徒
活動報告

1日目 8月17日(日)

 開会式後、集いの広場でみんなでアイスブレイクを行い、緊張をほぐしました。初めてのなかまと楽しくゲームをすることで、少し気持ちが和らぎ、笑顔が見られるようになりました。

 次は班の係決めです。このキャンプでは班長は設けず、みんなが各係の長となり各係の仕事をリードしていきます。

2日目 8月18日(月)

 キャンプ2日目。この日は「九重青少年の家」へ移動しました。これから5日間、大分でたくさんの体験活動を行い、困難をみんなで乗り越えていきます。
 まずは、「龍門の滝滑り」です。多少の擦り傷が体にできましたが、みんな元気いっぱいでした。



夕食で作った焼きそばとご飯の味は最高でした。

3日目 8月19日(火)
 この日は豊後富士と呼ばれる「由布岳」(1584m)登山。初めての登山に不安を隠せない子どもたちが多々見られ、「山頂まで登ることができるのか。」、「途中でリタイアしないか。」などの声が聞かれました。このため、朝ご飯もなかなか進まない子もいました。 
 結果は、49名誰一人も欠けることなく、全員で由布岳山頂まで登り切ることができ、皆、大満足でした。視界は悪かったのですが、時々雲が切れて見える湯布院の町や草原は美しく、皆の心に晴れ晴れとしたものが広がりました。



4日目 8月20日(水)
 昨日の疲れを癒やし、なかまとのつながりを深めるため、今日は班別自主活動の日です。班で何をして過ごすのか、スケジュールを考え行動しました。
 まずは、その前に今日までに着た服を水洗いをして洗濯しました。その後はアスレチックやペタンクなどの活動をして、班で思い思いに過ごしました。




5日目 8月21日(木)
 この日は、いよいよ九州本土最高峰「久住山・中岳」(1791m)の縦走登山です。由布岳よりも長い道のりを歩きました。
 2回目の登山でしたが、思ったよりもみんなの足取りも軽く、全員が無事、登頂することができました。今までにない晴れ晴れとした天気で、すばらしい景色にみな、大満足。苦しさを乗り越えて見た景色は格別の思いがよぎりました。




6日目 8月22日(金)
 登山の疲れが残る中、今日はタデ原湿原散策と指山ハイキングの予定でしたが、朝から土砂降りの雨。結局、午前中は「室内レクリエーション」、午後は「クラフト活動」で「バードコール」を作成しました。


これは歌遊びです。二人一組で行いますが、大盛り上がりでした。

「バードコール」とは鳥のさえずりのような音が出るクラフト活動です。木の枝に穴を開け、ねじを入れ込み、回すことで鳥のさえずりそっくりの音が出ます。みな、楽しそうに作成に励んでいました。雨天の活動としては好評でした。

7日目 8月23日(土)
 この日は、いよいよ九重を後にし、夜須高原に戻る日です。いままでお世話になった青少年の家の先生方をお礼を言って出発しました。
 帰る途中、これまでの野外炊飯の集大成として行う「野外炊飯コンテスト」に向けて各班が考えたメニューの買い物をしました。



これが今回の各班のメニューです。見事な料理が並びました。審査員の方々が味、見た目、工夫、協力、時間の観点から審査していきます。

夜はキャンプファイヤーでした。キャンプファイヤーでの出し物では、班ごとに歌や踊り、寸劇などを披露しました。

8日目 8月24日(日)
 いよいよ7泊8日の長期チャレンジキャンプも最終日です。これまでの活動を振り返り、綴り、一人一人が発表しました。自分の弱い部分を克服できたこと、協力、達成感、成就感、満足感等さまざまな成長を自分の言葉で発表し合い、共有しあいました。


最後に、所長より修了証を授与され、少し誇らしげなみんなの姿が見られました。





■別年度のレポート
2013年度 「夜須高原長期チャレンジプログラム」~どんな困難でも仲間といっしょにチャレンジできる!~ 実施レポート
2012年度 夜須高原長期チャレンジキャンプ(困難克服体験) 実施レポート
2011年度 夜須高原長期チャレンジキャンプ〜“山へ川へ”青春!自分へチャレンジ〜 実施レポート

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