NO団体名主な企画内容
44 ボーイスカウト鳴門第9団(徳島県) 「TOKUSHIMAと遊び隊」阿波っ子わが町を体感する!」
徳島の渓流、海、まち、島の異なった自然環境をフィールドに、先人の知恵を借りながら環境を生かして、工夫・利用して生活する力を身につける活動。

「TOKUSHIMAと遊び隊」 第3回・TOKUSHIMAの街と遊び隊 [9/17]

 日  時:平成18年9月17日(日)
 場  所:うずしおふれあい公園周辺(鳴門市街)
 参加者:子供27名、中高大学生9名、保護者19名、指導者12名
 目  的:自分達が住む街の環境を見つめ、協力しながら活かそうとする姿勢を養う


拾ってきたゴミの山 / 皆で作った阿波っ子わが町発見MAP(黄色のカードが植物・ピンクのカードは動物)

 <鳴門の街、ハンティング→環境発見MAP作成→環境発見MAP発表>

開会式・オリエンテーションを終えた、TOKUSHIMAと遊び隊の隊員たち。
今回は、幼稚園・小学校・中学生・高校生・大学生参加で6班にわかれて、鳴門の街ハンティングに出発です。
街にある植物・動物・ゴミ何でもかんでも「街での発見をハンティングしてらっしゃい」というプログラムでした。
手には、ゴミ袋と環境発見カードを持ち、ゴミ拾いと街での発見をしながらそれぞれのコースを歩きました。


まずは、コース確認

「これ 見て・見てー!」蝉の抜け殻

カマキリと戯れてみたり。

バッタとにらめっこしてみたり。

「いっぱいやなぁ。俺が拾うんじゃ!」

集めてきたゴミは、しっかり分別。

街で発見してきたことを
地図と合わせながら紹介しあいました

集めてきた環境発見カードで
「わが町環境発見MAP」作成中

阿波っ子わが町発見MAP完成!!

 <子供たちの発見の数々>

【植物編】
赤シソ:葉を一枚ちぎって匂いを嗅いでみました。
  「梅干の匂いがする!!」・・・そう、梅干の赤い葉っぱ赤シソ。
ジュウヤク(ドクダミ):葉を一枚ちぎって匂いを嗅いでみました。
  「わかった!これ、ジュウヤク。
  揉んで鼻に入れたら鼻づまりが治るってママが言ってた!」
  ・・・そう、ジュウヤク。十の薬効があるからジュウヤク。
その他の植物:
  ヨモギ(モチに入れる!)・毒キノコらしいキノコなど

【人が植えた植物編】
カボチャ・ゴーヤ・イチジク・ナス・道路沿いの歌壇・街路樹など

【動物編】
フナムシ&ザリガニ:街中の水路にいたフナムシとザリガニ。
  「フナムシって海にいるんと違うん?」
  「ザリガニがこんなとこにおるん?あ!ザリガニがフナムシねらっとる!」
  ・・・そう、海にいるフナムシと淡水にいるザリガニが一緒にいました。しかも、街中で。
     私たちの町は昔、塩田だったのです。この水路は、塩田の脇の塩水を取り入れていた水路なのです!
2匹のゲジゲジ:ゲジゲジが2匹重なっていたのを発見した。
  「ぼくな、あれは絶対、オスとメス。ゲジゲジの結婚だったと思う。。。」
その他の動物:
  バッタ・カマキリ・セミの抜け殻・ムカデ・ミノムシ(ミノをはがすとピンク色の虫が出てきた)・カタツムリなど

【街編】
コンクリートから雑草が生えていた:
  「すっごい!土ないのに生えてきとる。」
  自然の力のたくましさに驚く。
きれいな花壇と空き地:
  手入れをされた花壇には、ゴミが無いのに、高架下や水路脇の空き地はゴミだらけ。
  「空き地になって、わかりにくい所に、ゴミ捨てよるんやな。」
番外・四角い電柱:
  「すっげー。四角い電信柱があるー!。」と、電柱から離れない子も。

こんな発見をしながら、ゴミを拾い帰って来た子供たち。
お昼になって、チキンラーメンで昼食を取りました。
が、あまりに当たり前に割り箸を使い続けてきた我が団。
ここで、子供たちにも考える機会を作ろうと、食後の割り箸を見せて
「朝ゴミをたくさん拾ってきたのに、昼ごはん食べてゴミを作ってしまった。どうすればいい?」と語りかけました。
すると、「リサイクルする。」「MY箸を持ってくる」・・・中高校生からは「MY箸を作る」という声がでました。
結果、小学生の子供たちの出した答えは、「自分の箸を作って、MY箸を使う。」に決定。
次回のプログラムは、急遽MY箸作りを追加する事になりました。





TOKUSHIMAと遊び隊」阿波っ子わが町を体感する! 実施レポート(1)
TOKUSHIMAと遊び隊」阿波っ子わが町を体感する! 実施レポート(2)
TOKUSHIMAと遊び隊」阿波っ子わが町を体感する! 実施レポート(3)
TOKUSHIMAと遊び隊」阿波っ子わが町を体感する! 実施レポート(4)

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