NO団体名主な企画内容
12 くにたち市民協働型農園の会(東京都) 「忍者に学ぼう<心!技!食!>」
忍者の心得、忍術、暮らしを通して、①「心」コミュニケーション力や観察力、②「技」道具の特徴を知り使い方、③「食」日本古来の栄養食や保存食、自然食を学び、日本文化を体現している「忍者」の実際の姿を体験する。

速報レポート3 山野で生きる!忍者の<心・技・食>

日時:9月19日 11:00 ~20日 12:00
場所:あきる野市
講師  「野人流忍術」 野忍(やじん)
     甚川浩志(じんかわひろし)
開催概要

 前2回と比べ一気にハードルを上げ、宿泊での山修行を実施した。内容としては

 ①手裏剣術 剣術の心と技を学ぶ
 ②忍者の携帯食「兵糧丸」をつくり2日間それだけを食料とする
 ③沢登り、滝行を行う
 ④テントなしで山に宿泊し、早朝暗い時間から日の出にかけて山歩き
 
 以上を実施した。 
 危険を伴うこともあり要件を満たすギリギリの定員で開催したところ、直前に家族まとめて3名のキャンセルが出てしまい補充ならず、要件を満たさない開催となってしまった。
10月17日に日帰りのプログラムを追加開催する。

内容

1日目



今回の会場は東京都内でも山間のあきる野市、安全についての説明と忍者が山や川などにおいても知恵と技を活かして活動していたお話をする。

活動の初めに、2日間の食糧となる「兵糧丸」づくり、今回は本格的に忍者活動を体験してもらうために活動期間中、この携帯食と水のみを口にできることとする。カロリー的には十分な兵糧丸を上新粉、そば粉、ゴマ、蜂蜜、味噌などを混ぜて作った

川沿いなので沢蟹がたくさんいた


定番の手裏剣術。回数を重ねるとみるみる上達する

山歩きでの安全は体のバランスも大事、綱渡りをしてバランス感覚について体験してもらう。

本格的な沢登り。滝を登るのは全員が初めての体験で大興奮。



作った兵糧丸で腹ごしらえ

沢登りからの山登り、全荷物を自分で背負って山に登る経験もほとんどの子が初めてだった。1時間ほどの山登りだったがみんなへとへとでした。


山頂到着。ここでテントは使わずロープとシートのみで作った夜露雨除けのみで宿泊します

2日目


早朝3時くらい時間に起床してヘッドライトだけを頼りに山歩き。

実際に滝修行で使われている七代の滝。夜に見るとより幻想的でした

だんだん明るくなりご来光


山歩きの最後は神様の御岳神社にお参りしました

早朝の剣術修行は自らの剣となる木刀を枝で作るところから始めました。

剣術とは戦うことではなく戦いを避けるところに本質があるというお話と基本的な型を学びます


石垣のぼりや巻物争奪戦をやると子供たちはみるみる山になじんで新しい動きを身に着けてゆきます。





バッタを食べるカマキリを発見。

連日初めてのことばかりで体力も使いハードだったと思いますが復活も早いのが子供たち。
このあと下山して無事に帰りました。
後日 写真などをみた親御さんたちからは「まさかあそこまで大変なことを家の子が乗り切れるとは思わなかった」「次回があれば是非参加させたい、他では体験できないことを学べたようです」などのお声をいただきました。

人数が満たなかったのでプログラムとしては開催外のイベントとなりますが
子供たちはいろんな初めてを体験し、自分の限界を乗り越える経験ができたと思います。
また、アニメや漫画の世界とは違う「泥臭い」忍者の実像に迫ることで、より本質的な日本人が古来より身に着けてきた山野との付き合い方を学べたと思います。



速報レポート1 手裏剣から見える忍者の心
速報レポート2 刀で何でも作る!忍者の技
速報レポート3 山野で生きる!忍者の<心・技・食>

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