NO | 団体名 | 主な企画内容
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NPO法人 南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム(千葉県) |
「ふるさと探検隊~海とともに生きるまち」 南房総のまちなかエリア、城山エリア、赤山地下壕エリアなど、5つのエリアをフィールドに、それぞれの痕跡を再発見し、持続可能な開発と環境保全を考えるプログラムを実施。 |
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「ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち」 まちなかエリア [8/4,10/9]
日 時:平成19年8月4日(土)、10月9日(火)
場 所:館山市北条地区
海に囲まれた館山が成り立ってきた歴史の特徴を
5つのエリアごとに設定したテーマに沿って、実際にフィールドを歩き
それぞれのテーマを物語る自然や文化遺産を発見する。
海とともに生きてきた先人たちの眼を通して
持続可能な開発と環境保全を考えることを促す。
A.まちなかエリア (館山市北条地区)
<テーマ:産業振興と震災復興・転地療養と医療伝道>
東京・霊岸島と海路で結ばれ保養の地として人気があった館山は
明治期から観光産業でまちづくりが盛んになるとともに
不治の病であった結核に有効な大気安静療法、
海水浴療法などの適地としても
山村暮鳥や石川啄木夫人など多くの療養者も訪れていた。
鉄道が敷かれた1919(大正8)年、駅周辺に商業が興るが
4年後に関東大震災に見舞われ、まちなかの98%が壊滅した。
再び観光地をめざし、人びとは力を合わせてまちを再興していく。
今も路地に残るサイカチという大木は、
元禄津波で登った人の命が助かったといういわれがあるばかりでなく、いざというときに食用・薬用に役立つという。
もともと館山の町並みは地震のたびに湾に沿って隆起した平行な砂丘列ごとにつくられ、
それが現在の道路形状となっている。
現在、郊外型大型店舗の出店に押され、駅周辺は空洞化しシャッター商店街となりつつあるなか
ダンボールを活用して手づくり甲冑を作り活性化を図っている商店主の話など
それぞれの努力や工夫を実際に伺ってみるとともに、地震隆起やまちづくりの痕跡をたずね
サイカチの木を伐らずに残した先人の思いを想像してみる。
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(1)
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(2)
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(3)
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(4)
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(5)
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(6)
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