NO団体名主な企画内容
14 NPO法人 南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム(千葉県) 「ふるさと探検隊~海とともに生きるまち」
南房総のまちなかエリア、城山エリア、赤山地下壕エリアなど、5つのエリアをフィールドに、それぞれの痕跡を再発見し、持続可能な開発と環境保全を考えるプログラムを実施。

「ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち」 赤山エリア [8/5,10/9,1/5]

 日  時:平成19年8月5日(土)、10月9日(火)
       平成20年1月5日(日)
 場  所:館山市宮城地区

海に囲まれた館山が成り立ってきた歴史の特徴を
5つのエリアごとに設定したテーマに沿って、実際にフィールドを歩き
それぞれのテーマを物語る自然や文化遺産を発見する。
海とともに生きてきた先人たちの眼を通して
持続可能な開発と環境保全を考えることを促す。

 C.赤山エリア (館山市宮城地区)
 <テーマ:赤山地下壕(戦争遺跡)・米軍上陸地と平和学習>

東京湾の入口にあたる館山は
東京湾要塞の拠点として重要な軍都であった。
関東大震災で隆起した館山湾をわざわざ埋め立てて、
震災7年後につくられた館山海軍航空隊は
通称「陸の空母」と呼ばれ、
戦闘機の開発とパイロットの養成を担っていたという。

近くの赤山に掘られた巨大迷路のような地下壕は
誰が、何の目的でつくったのだろうか。

第二の沖縄戦が想定され、戦争末期には7万の軍隊が配備され、空・海からの特攻基地が造成された。
終戦直後にはアメリカ占領軍3,500名が上陸し、
本土で唯一「4日間」の直接軍政が敷かれたことは世界史的な出来事といえる。

戦時下、農民は花づくりを禁止され
子どもたちは軍事利用のための、ウミホタル採取を命じられていたという。
人びとはどんな思いで生きてきたのだろう。
自然を破壊してつくった軍事施設(戦争遺跡)ばかりではなく
実際にウミホタルの発光鑑賞を体験し、
小さな命まで軍事利用しようとした戦争について考えてみる。


 
 


ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(1)
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(2)
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(3)
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(4)
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(5)
ふるさと探検隊〜海とともに生きるまち 実施レポート(6)

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