NO団体名主な企画内容
20 一般社団法人 若狭路活性化研究所(福井県) 「若狭路わくわくキッズパラダイス 夏の陣 常神半島 海ッ子合宿」
自然資源が豊富な若狭湾で、地元の子どもたちが都市部の子どもたちと、また地元住民や県内外の学生スタッフなど幅広い世代が交流し、海辺の生きもの探し、大敷網漁体験など、とことん若狭湾を体験するプログラム。

速報レポート2

日時:第2弾 2016年7月28日(木)16:00〜7月31日(日)11:00
場所:福井県三方上中郡若狭町神子地籍 若狭町立岬小学校及び若狭湾付近一帯
参加者:14名 (若狭・岐阜県の子ども達10名、福井県内学生スタッフ2名、講師2名)

7月28日(合宿1日目)
17:00 テント張り
地元若狭町と岐阜県の子ども達が参加した本日程、まず最初のお仕事は男女に分かれてのテント張りでした。天気が非常に良く、汗をかきながら必死でテント張りをおこなっていました。力のいるところは上級生が補助し、みんな最初のミッションはクリアしていました。


テントの張り方、見本を見ている様子。

20:00 各班話し合い
アイスブレイクも兼ねての役割決めでは、各班早くも個性がでていました。最初からまとまっている班もあれば…みんな個性的で、中々まとまらない班もあったりと、様々です。


大切な話し合い、みんな頑張って。

7月29日(合宿2日目)
5:30~ 漁師さんのお仕事見学
早朝から、漁師さんのお仕事見学。
船から上がってくる大きな魚を前に、みんな目を丸くしていました。
漁師さん「ほら、こんなサメ(ホシサメ)も入ってるんだぞー。」
子ども達「きゃーー、こわーーい。」
漁師さん「大人しいサメだし、もう生きてないから触れても安心だぞ。みんな触ってみな。」
子ども達「うわーー、初めて触った。ザラザラしてるー。」


静かな朝の田舎町が急に活気つく中、子ども達は魚に夢中。

■民宿女将さんのはからい ~くじ引き~
この集落、1週間に一度はくじ引きで水揚げされた魚を配分する制度をとっているようで、地元民宿「松岡」の女将さん(写真中央)、自分が引く代わりに子ども達にくじを引かせてくれるとのサプライズをいただきました。
くじを引くのは、一人とのこと。じゃあ、誰が行くか?
各班じゃんけんで決めた結果…さあ、代表者引いてみよー。あっ、当たったーー。


粋な計らいをしてくださった女将さんと漁師さん、そして合宿代表として少し緊張気味な子どもの様子。

9:00 若狭湾へ出発 ~海ってなんでしょっぱいの?~
快晴の今日は朝から勢いよく海へ行きました。海初級編として、早朝もお仕事見学をさせていただいていた地元漁師さん「藤原さん」にお越しいただきまして、お話を伺うことができました。
 海のこと、魚のこと、環境のこと、ゴミのこと
たくさんお話を伺った後、子ども達からの質問にもお答えいただきました。
 Q(抜粋)一度にどれくらいの魚が捕れますか?
      何種類くらいの魚が捕れますか?
      魚が全く捕れないときはどうしているのですか?
      トイレがしたくなったら、どうするのですか?

など、子ども達目線での素朴な質問がたくさんでてきました。


地元漁師さんに質問する子どもの様子。

■環境保全 ~浜清掃~
漁師さんのお話を伺った後、環境整備としてみんなで浜清掃を行いました。
大きなものから小さなものまで、いろんなゴミが浜には流れてくることを知り、
初めて海に来た子ども達はとても驚いていました。
これから海に入る前は、清掃を少しすると気持ちがいいかも知れませんね。


漁師さんのお話を伺いながら、みんなで浜清掃を行っている様子。

16:00 飯盒炊爨
海活動の後は、ご飯作りです。
班毎に分かれて、薪割・お米とぎ・火おこしと順序よく行っていきました。


各班飯盒を乗せて、炊き上がりを待っている様子。

7月30日(合宿3日目)
9:00 海活動 ~若狭湾と生き物観察~
2日目の海慣れはみんな無事に終えたので、3日目は海に暮らす生き物について触れていくようなプログラムとしました。
①ゴーグルを使用しての生き物観察
  →海の生き物の多様性について触れる
②網を各班に2本ずつ配り、生き物捕獲実践
  →生き物生態(素早さ)を実感してもらう
みんな、生き物の姿は確認できるものの、網で捕らえるのは難しいということを痛感していました。
子ども達「魚の逃げるとき、めっちゃ速い。」
子ども達「網を2つ使って回り込んで捕まえよう。」
少しずつ漁師の考えになりつつある、子ども達の姿が見られました。


みんなで協力して捕まえた魚を見る子ども達の様子。

13:00 道具を使った海の楽しみ方
合宿最後の海となる午後の時間は、「海と人との共生」について触れるため、手作りのフロートを海に浮かべての活動としました。
【一工夫で海とこんなにも仲良く楽しむことができる】という実感を子ども達に抱いてもらうため、フロート渡り大会を行いました。


目を瞑って飛ぶ子、大の字で飛ぶ子、一回転しながら飛ぶ子、様々なジャンプをしている様子。

20:00 キャンプファイヤー ~思いやりレクレーション~
合宿最後の夜は思い出作りとして、キャンプファイヤーを行いました。
各班で考えた「思いやりレクレーション」出し物をしながら合宿を振り返りました。炎で赤く見えるみんなの表情の明るさが合宿の成功を物語っているような感じがしました。


「思いやりレクレーション」を行っている様子。

子ども達の感想

  • たくさんお友達ができて楽しかった。
  • 夜、みんなで散歩したのが楽しかった。
  • はじめてテントでお友達と寝て、楽しかった。
  • 海で水切りが8回出来たのが、うれしかった。
  • 海には魚がたくさんいて、最高だった。
  • キレイなガラスと丸い石を拾うことができた。
  • ご飯を炊く木を切ったり、海で泳いだりいろんなことをした。
  • 海の水はすごくすっぱかった。
  • 散歩で猿をみることができた。



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