NO団体名主な企画内容
49 熊本県立青少年の家(熊本県) 「あまくさ無人島キャンプ」
8日間のプログラムで、前半は青年の家にて無人島での生活の準備を行う。後半は無人島でテントを張り、魚釣り、海水浴、シュノーケリングなどを行い、食事は全て自分たちで作る経験をして、「生きる力」を養うキャンプ。

速報レポート2 5日目〜8日目

日 時: 2017年8月6日(日)~8月13日(日) 7泊8日
場 所: 天草青年の家(上天草市)、西目海水浴場及びその周辺(上天草市)、御所浦(天草市)、
黒島(天草市、無人島)
参加者: 小学生22人、中学生2人、合計24人
職 員: 青少年の家スタッフ10人、ボランティア7人、看護師1人(無人島のみ)
5日目

 ・島探検(島1周)、マップづくり ・海遊び、食材調達活動(釣り、海水浴、シュノーケリング)
 ・野外炊飯(ご飯、捕れた魚でホイル焼き、肉じゃが) ・子どもミーティング(振り返り)
内容:
 島探検を通して、海遊びができる場所や魚釣りができそうな場所を各班で見つけることができました。
 午後からは、各班で海遊びや食材調達(釣り)などに分かれ、活動しました。ほとんどの班が魚を捕ることができました。子どもミーティングでは、次の日に何をするか、スケジュールを自分たちで考えました。たくさんの意見が出てまとまらない班もありましたが、それだけお互いに意見を言い合える関係になってきました。







6日目

 ・海遊び(食材調達) ・キャンプファイヤー ・子どもミーティング(振り返り)
内容:
 各班のスケジュールで活動を実施しました。海遊び、釣り、洗濯、休憩、薪拾い等、班の状況に応じた活動となりました。野外炊飯では、役割分担もしっかりとできており、初日に比べて、スムーズに食事を作れるようになっていました。









7日目

 ・無人島撤収(テント撤収、清掃活動、荷物運搬) ・BBQ  ・火を囲む会(振り返り)
内容:
 お世話になった無人島への感謝の気持ちを込めて、撤収作業から清掃作業まで、班の垣根を超え、全員で取り組むことができました。作業中もお互いが声を掛け合い、テキパキと行動する姿に、スタッフ一同、子どもたちの成長を感じることができました。また、最後の夜は、ロウソクの火を囲み、キャンプの思い出を語り合い、楽しい中にもどこか寂しさが込み上げてくる夜となりました。




8日目

 ・道具の片付け  ・記念品作り  ・アンケート記入
内容:
 最終日は8日間使用したテントと炊飯道具を洗い、無人島で拾ってきた自然物を使って記念品(フォトスタンド)作りを行いました。閉会行事では、8日間の思い出ムービーを鑑賞し、保護者の方々がいる前で各班からの感想発表を堂々とした姿で行うことができました。





まとめ

 8日間を終え、子どもたちからは「生きるうえで大切なものが見つかった」との声が多く出されました。仲間との協力する大切さや、水道・ガス・電気など、当たり前の物への感謝の気持ちを育む事ができました。何もない中で生き抜くことの難しさを体感することもできました。また、情報化社会の中で、様々な知識はあっても、直接体験をする機会がなかった子どもたちにとって、無人島では全てが直接体験する良い機会となりました。テレビやゲームのない中で、自然物を使って楽しみ、知らない人とネットの中ではなく、直接関わる事で、思いやりの心、協調性、自己肯定感など育むことができました。
 「生きる力」を測定するIKR評定用紙の結果では、右下の図を見てわかるように21.0ポイントの向上が見られ、長期宿泊自然体験活動の重要性をデータでも示すことができました。





速報レポート1 1日目〜4日目
速報レポート2 5日目〜8日目

■別年度のレポート
2018年度 あまくさ無人島キャンプ 実施レポート

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