NO団体名主な企画内容
14 多摩市立愛和小学校(委託:一般社団法人エディブル・スクールヤードジャパン)(東京都) 「「畑につながる野外教室プロジェクト2017 自然の中にあるクラスルームづくり」」
子どもたちが設計図をつくって、家具づくりをする野外教室を地域住民と共に行う協働プログラム。苦労や苦難に立ち向かい、出来上がっていく達成感を感じるプロジェクトを通じて、仲間で助け合うことの大切さを体験する。

速報レポート1 「畑につながる野外教室プロジェクト2017 自然の中にあるクラスルームづくり」

実施日:2017年7月14日(金)15日(土)
場所:多摩市立愛和小学校 学校菜園
参加者数:14日/児童20名 15日/児童25名 大人26名 

さあ、いよいよ始まった愛和小学校の放課後&土曜クラスに第一回目。夏の暑い日差しの中、ワクワク期待感いっぱいに子どもたちがガーデンの見える教室にやって来ました。

4年間にわたって、愛和小学校のエディブル・スクールヤードを作ってきた私たちスタッフにとっても、待ちに待った野外教室作りがスタートしました。夏の暑い日に炎天下の中で授業を行うことの難しさ、ガーデン(学校菜園)でみんなが集まれることができて、そこでお話したり、絵を描いたり、観察したりできる野外教室は、みんなの願いだったのです。

14日の放課後クラスでは、インターネットでいろいろな国の野外教室のデザインを見たり、どんな機能が欲しいかなどを皆で話し合う予定でしたが、ネット環境の不具合で、この日は小さなパソコン画面をみんなで覗き込みながらの授業となってしまいました。が、それでも子どもたちからは、どんな野外教室にしたいかなど、いろいろな意見が飛び出しました。

「学校の授業をずっと野外教室でやれたらいいな、」と発言する5年生、屋根ではぶどうを育て、食べられる野外教室にしようと提案したガーデンティーチャーの話に、みんな大興奮!大人も目をキラキラ輝かせていました。

15日の土曜日は児童、保護者、地域の人たち、総勢50名が学校菜園に集まり、賑やかにスタートしました。3つのグループに分かれました

1班は野外教室の材料の杉丸太の皮をむく作業。するすると皮がむけていく感触を大いに気に入った子どもは飽きもせず、ずっと皮むきに没頭していました。 2班は、みんなで食べるための食卓作りを。テーブルクロスを敷き、お花を飾り、とっても素敵な食卓が整いました。 3班は、ランチ作り。特に、ここでは女子たちが一生懸命お手伝いしてくれました。もちろん男子にも調理に自信のある子もいます。包丁使いもなかなかの腕前です。

そして最後は、みんなでガーデンで収穫した、キュウリやトマトでサラダを作りました。ピーマンやナスはメインのラタトューユに加えました。野菜を切る時は、まずは匂いを感じて、味見をしながら、五感を使って観察しました。熟しきっていないトマトは皮もまだ固く、いつも食べているトマトとは少し違いましたが、それでも匂いは強く、子どもたちはそのトマトの香りの良さに大満足でした。
大人、子ども総勢50人が一緒になって食事をいただく風景は壮観そのもの。普段は野菜嫌いの子でも、こうしてみんなで食べると、やっぱり食べられちゃう。不思議ですね、お代わりをするぐらい、たくさん食べてくれました。

この日、子どもたちが学んだこと。
1、協力して仕事をすると楽しい、あっという間に出来てしまう。
2、みんなで料理をして、みんなで食べると、すごくおいしくて、たくさん食べられる。
3、食卓を綺麗に飾ると、もっとおいしくなる。
4、困ったことは、相談するとみんなが助けてくれる。
5、後片付けもみんなでやれば楽しい、もっとやりたいと思うくらいどんどんできちゃう、


15日土曜日の作業メニュー

丸太の皮むきに、見て!この真剣さ、もう夢中です

T君は、大人にぴったりついて道具の使い方をマスターしてしまった


この日のガーデンワークは草刈りと種まき

6年女子、調理は慣れたもの

食卓を美しく整えて、いただきます!


みんなで食べるとなんでこんなにおいしいんだろう!

愛和のガーデンに感謝!



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