NO | 団体名 | 主な企画内容
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6 |
小川原湖自然楽校(青森県) |
「小川原湖冒険キャンプ・自作カヌーで小川原湖横断!」 9日間のキャンプの中で、自分たちが乗るカヌーを自作し、青森県で一番大きな小川原湖を横断するのを最終目的に、八甲田登山や川遊びなどを展開。高瀬川の源流から河口までのカヌー体験を通して、山・川・海のつながりを体感できるプログラム。 |
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速報レポート1
日 時:2017年8月3日(木)~6日(日) 3泊4日
場 所:根井団体活動センター、八幡岳、大坪川(高瀬川源流)、小川原湖
活動のねらい
自分たちの暮らしている高瀬川水系において、山・川・海のつながりの中、源流から河口までの体験を通して、自然と人、文化の関わりを学び、子どもたちの生きる力を育み、水辺体験に強い水ガキを養成するものです。その集大成として、カヌーで小川原湖を横断します。
活動内容
1日目(3日・木)
開校式は根井団体活動センターです。今回、参加者が少なかったのと天候の関係で、日程と活動内容を変更しました。初日は自分たちの活動拠点づくりで、テント設営とマイ箸作り、高瀬川の河口でカニ釣り体験です。
まずは暖かいうちに河口でカニ釣りをしました。えさはスルメですが、最初は食いつきが良かったものの、カニたちも慣れてくると抵抗しだし、石にしがみついてなかなか釣れにくくなってきました。しがみついたカニをいかに釣り上げるかがポイントでした。
カニ釣りした後はテント設営です。日中は日差しが強すぎるため、夕方近くにすみか作りをしました。キャンプ中はここで寝泊まりするので、しっかりテントを立てないと風にあおられたときに飛んで行ってしまいます。設営後は忘れ物がないか確認をして寝袋と荷物を中に入れました。
テント設営後にいよいよマイ箸作りです。青森ヒバを材料にしているので、削っている間中はヒバの香りに包まれて森の中に居る感じがします。キャンプ中は自分で作ったマイ箸で食事をするので、しっかり作らないと食事にありつけません。怪我をすることもなく自分だけの箸が出来上がりました。
2日目(4日・金)
小川原湖(高瀬川)の源流には源流の碑があり、滾々と水が湧き出ています。2日目は源流の碑を訪ね、源流の山である八幡岳を目指します。登山口にはかつての放牧場が広がり、小川原湖方面が良く見渡せます。頂上まで登ると眼下にはきれいな雲海が広がっていました。こんな雲海は久しぶりに見ることが出来ました。
汗をかいて登った後は、源流域の川で生き物探しです。指標生物で調べたところ、全部きれいな川に棲む生き物たちで、小川原湖の源流は汚れていないことが証明されました。
根井団体活動センターに戻ってからは、小川原湖横断で使用するカヌーの組み立てです。はじめて組み立てましたが、自分たちの命がかかわるだけにみんな真剣に組み立てました。
八幡岳頂上では雲海が
源流で生き物探し
カヌーの組み立て
3日目(5日・土)
今日は今回のキャンプの目玉、小川原湖横断です。自分たちで組み立てたカヌーに乗って、三沢側から東北町側まで横断し、往路を漕ぎ切ったところで復路まで漕いでしまいました。今まで小川原湖を横断した小学生はいますが、往復となると今回が初めてとなる快挙でした。カヌーを漕ぎ終えてからも体力が余っていたのか、湖畔では水あびをして遊んでいました。
根井団体活動センターに戻ってからは、軽トラックの荷台にプールを設置して、トラックプールを楽しみました。水遊びをして体が冷えたところで待望のドラム缶風呂に入り、体を温めて夕食の手伝いをしました。
小川原湖を復路横断中
軽トラの荷台でトラックプール
ドラム缶風呂で温まり
4日目(6日・日)
キャンプ最終日は大坪川で川流れ&飛び込みです。小川原湖の源流になる大坪川を知るにはこれ以上の体験はありません。この川で活動する団体は他にはいないので、いつ行っても貸し切り状態で遊び放題です。親御さんの参加もあり、楽しく安全に大坪川を満喫しました。
根井団体活動センターに戻ってからは、自分たちが寝泊まりしたテントを回収し、最後の振り返りを終えて冒険キャンプを無事に終了しました。
■別年度のレポート
2013年度 2013夏冒険キャンプ 実施レポート
2008年度 小川原湖まるごとエコ・防災キャンプ 実施レポート
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