NO団体名主な企画内容
44 山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンター管理運営協議会(鳥取県) 「ちびっこ砂丘探検隊2019」
"小学3年生から6年生を対象に、砂丘特有の植物・動物、砂の動きなど、砂丘の自然の世界を体験する活動。「砂丘に興味を持つ→好きになる→知りたくなる→自ら学ぶ」という流れのきっかけづくりになるよう、魅力を伝えたい。"

速報レポート1

日程:2019年7月21日(日)
人数:28名(参加者14名、学生スタッフ8名、講師2名、運営スタッフ4名)
スケジュール

9:40 ~10:00(20分)  受付
10:00~10:10(10分)  開会挨拶
10:10~10:30(20分)  アイスブレイク
10:30~11:00(30分)  鳥取砂丘フォトキャラバン 講師紹介、使い方レク
11:10~11:50(40分)  カメラ遊び 砂丘撮影→ビジターセンター館内撮影&作品発表
12:00~12:40(40分)  昼食休憩
12:40~13:00(20分)  鳥取砂丘学習 プレゼン学習
13:00~13:20(20分)  チーム旗作り
13:30~14:10(40分)  鳥取砂丘学習 現地散策→ビジターセンター館内学習
14:10~14:50(40分)  鳥取砂丘フォトキャラバン 砂丘撮影→ビジターセンター館内撮影
15:00~15:45(45分)  鳥取砂丘フォトキャラバン 作品発表→砂丘撮影(約30分)
15:45~16:30(40分)  まとめ学習
16:30~         参加者引渡し・片付け・解散

※学校行事等が重なり、参加者のうち5名が午後からの参加となった。本事業を開催するにあたっては日程調整や班編成が難しく、本来アイスブレイクと同時に行われるチーム旗作りは昼食後に行うこととなった。

※雨が降ったり止んだりと天候が不安定だったため、散策活動はほぼ実施出来ず。ビジターセンター館内での活動がメインとなったが15:30~16:00まで砂丘撮影ができた。

※3班の編成
 赤色:参加者4名、学生スタッフ2名
 青色:参加者5名、学生スタッフ3名
 黄色:参加者5名、学生スタッフ3名

【アイスブレイク】





 初対面で緊張し切っている子どもたちの心を解きほぐすために行うレクリエーション。過去に鳥取砂丘での自然体験活動をサポートした経験を持つ、鳥取市レクリエーション協会コーディネーターの塚田氏に依頼。あっという間に学生と子どもたちは打ち解けた様子。“ちびっ子砂丘探検隊の誓い”として活動中の約束も確認。

【鳥取砂丘フォトキャラバン 講師紹介、使い方レク】



 フォトキャラバンは鳥取砂丘での人気写真イベント主催の鳥取県出身カメラマンで、キヤノンジュニアフォトグラファーズ講師も務める水本俊也氏に依頼。キヤノン株式会社の機材協力を得て1人1人にプロのカメラマンも使う一眼レフカメラを体験してもらうことができた。子どもたちに分かり易くカメラの紹介や使い方をレクチャーしていただいた。日頃、スマホでの撮影がメインの学生たちにも事前の打ち合わせでカメラの使い方を教授し、当日子どもたちの撮影をサポートした。多くの子どもたちは初めて一眼レフカメラに触れ、非常に嬉しそうであった。子どもたちが、自分の機材が特定できるようチームカラーのリボンに氏名を書いてカメラに装着し渡した。

【鳥取砂丘フォトキャラバン 館内撮影】





 出発予定時刻の天候が雨だったため、砂丘撮影をビジターセンター館内撮影に変更。子どもたちは展示をメインに自分が撮りたいものを思い思いに撮影。また、チームごとにお気に入りの1枚と、工夫した集合写真を作品発表するための時間とした。

【鳥取砂丘学習 (プレゼン)】



 昼食後は砂丘学習。地元の子ほど砂丘には足を運ばず、大人になるほど砂丘への興味がない現状を打破するために試行錯誤して作成した学習用プレゼンで子どもたちの興味を引きながら学習をする。クイズ形式に作ったプレゼンは子ども参加型で進行。昼食後の眠くなりやすい時間も元気に発言してくれた。

【チーム旗作り】





 チームの結束を深めるために行うチーム旗作り。今回は午後からの参加者もいたため全員揃ってからの実施とした。チームカラーの旗布にみんなで決めたチーム名や、メンバーの名前を書いたもの。リーダー(学生)が常に旗を持ち1日活動をする。

【鳥取砂丘学習 館内学習】





 砂丘散策の予定だったが、雨が降っていたためビジターセンター館内での展示解説へ変更。プレゼン学習の復習として鳥取砂丘の成り立ちをジオラマで確認し、シアターで砂丘の1年を映像で体感し、標本展示で砂の模様やいきものを観察した。砂の波模様「風紋」のでき方を学ぶ実験の実演見学も行った。

【鳥取砂丘フォトキャラバン 館内撮影&砂丘撮影】





 砂丘散策の復路で行う予定だったカメラ遊びも雨で館内撮影となった。講師である水本氏本人が子どもたちのポートレート撮影を行い、マクロレンズ装着のカメラで1人1ショット好きなものを撮影するなどした。雨が止んだため、残り時間は少ないが砂丘での撮影に再度変更。館内で学習した砂丘植物を撮影する子や、風紋を撮影する子、または芸術に重きを置いた作品撮影に挑む子など、それぞれ自分が残したい砂丘の姿を撮影した。

【まとめ学習】




 まとめ学習は、砂丘散策学習ができていないためフォトキャラバンのみ。本来であれば子どもが撮影した写真の中から1枚選び、タイトルを考え、写真も印刷して作品発表する予定であったが砂丘での撮影に時間を割いたため予定変更。写真を選び、タイトルなどをまとめシートに記入する作業だけ当日行い、選んだ写真は後日郵送することにした。まとめシートの写真は思い出として子どもが貼ったもの。

〈工夫したところ、えらんだ理由など書こう〉(抜粋)

  • 風紋を近くで撮ったら馬の背みたいに見えたからえらびました
  • 遠近法をうまくできるように写真をとりました
  • 目立ちそうな角度、きれいなところを見つけるのを頑張りました

〈一眼レフを使って写真を撮った感想を書こう〉(抜粋)

  • はじめて使ったけど、とても楽しいことがわかったのでまた写真を撮ってみたいです
  • とてもカメラが好きになりました。ほしくなりました。





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■別年度のレポート
2021年度 ちびっ子砂丘探検隊2021 実施レポート

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