NO団体名主な企画内容
30 (公財)春日井市スポーツ・ふれあい財団(愛知県) 「サマーキャンプ2019」
"小学4年生から中学生の男女異年齢で、4泊5日のテント泊。昼はカヌー体験、低山の縦走登山、森あそびにおける秘密基地づくりやハイジのブランコ体験を実施。夜は、ナイトハイク、天体観測(流星群観察)、キャンプファイヤーなどを楽しむ。"

速報レポート5

実施期間 2019年8月10日(土)~14日(水)4泊5日
参加人数 46人(小4~中3)  キャンプカウンセラー「みろく会」 11人

8月14日(水):5日目(15:00解散)
6:00 起床 朝のつどい
7:00 野外炊事(11)(ごはん・みそ汁)
9:00 後片付け
テント撤収・荷物運搬
10:00 野外炊事(12)(ピザ)
13:00 後片付け
使用した道具に感謝しきれいにする
14:00 ふりかえりとまとめ
14:45 退所式・集合写真
15:00 解散


サマーキャンプ2019 集合写真(退所式)


 最終日の朝、台風10号が接近していることから予報ではいつ雨が降り出すかわからない。テントの撤収や荷物の運搬などできることは早めに済ませます。テント設営からキャンプ5日目。初日はどうしてよいかわからずにいたが、最終日ともなると自分ができることを探してどんどん積極的に働く姿が見られました。
 最後の野外炊事はピザパーティー。生地をこねてのばし、いろいろなものをトッピングして美味しく焼いて食べました。
 5日間のすべての食事を自分たちで量を決め、役割分担しみんなが調理にあたったり薪割りから火の管理をしたりと交替で関わり協力してつくりました。食物アレルギーがある子への思いやりや調理の工夫など回を重ねるごとにみんなで相談し、準備や後片付けが早く、うまくなっていきました。食べることの楽しさや大切さを理解できました。
 テント生活で自然の中で過ごすことで多くの生き物を感じることができました。特に朝はクマゼミ、アブラゼミの声が大きく、続いてニイニイゼミやツクツクボウシが。夕方になるとヒグラシの声に変っていきました。ガの中でもきれいなスズメガの種類も多数見つけました。カブトムシやクワガタが集まるところにはカナブンやスズメバチも来ていました。昆虫だけでなく野鳥を見たり、テントサイトに来たホンドリスに会ったりイノシシの掘り返し跡を見つけたりと普段は気にしない動物を意識しました。
 このサマーキャンプで経験したことすべてが彼らの糧になる。奇跡的に出会った仲間と非日常の自然環境の中でたくましく5日間過ごして成長した彼ら。身近な自然の中に多くの発見をし、自然の楽しみ方に心ひらき自分を見つめ直す機会がありました。異年齢の班の中で役割や居場所を見つけコミュニケーションをとりながら自然体験を存分に楽しんでいました。心配された熱中症もなく、大きなケガもなく過ごせたことも良いキャンプだったと言えるでしょう。参加してくれたみんな、そしてカウンセラー、5日間ありがとう。


テント撤収

荷物運搬

協力して後片づけ

野外炊事(10)ピザ



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