NO | 団体名 | 主な企画内容
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8 |
特定非営利活動法人 むさしの里山研究会(埼玉県) |
「里山体験プログラム」 「生き物」「農」「里山の恵み」をキーワードにして、子供達の遊びの心を引きおこし、ゆったりした時間を提供する自然体験活動。 |
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「里山体験プログラム」 川であそぼう! [8/2]
日 時:
場 所:
参加者:
2008年8月2日(土)
埼玉県寄居町 風布川
大人6名、小学生4名、中学生1名、幼児2名
<レポート>
今回は参加者が少なくて残念でしたが、夏休みは家族での予定も多いと思うので仕方ありません。
風布川はとても水のきれいな沢です。小さな子でも安心して遊ばせることができるし、生きものの種類も多くて1日楽しめます。東京からでも練馬ICから1時間で行けるので、機会があったらぜひお出かけください。
子どもたちは、まずは川の生きものさがしです。
10cmぐらいのアブラハヤや卵を抱いたサワガニを捕まえている子もいました。オナガミズスマシやモンキマメゲンゴロウ、ヤゴもオニヤンマやサナエトンボの仲間がいろいろと見つかっていました。
スタッフからヤゴの採り方を教えてもらっているご家族もいました。お父さんにオニヤンマを捕まえてもらった男の子は、なぜかトンボに気に入られてしまったようです。指に止まったまましばらくじっとしていて、また元気よく飛びたっていきました。勢いよくダイビングするオニヤンマの水浴も見ることができました。
川で冷やしたスイカは、とても甘かったです。
トマトにキュウリ、茹でたジャガイモもおいしかったでようで、沢山ほおばっていました。スイカ割りは、みんなちょっと苦労していたかな。
午後のストーンペインティングでは、子供達はそれぞれいくつも描いていました。
撮影した作品は、上から左回りに「この川」「飼っている犬」「模様」ですが、なかなか素敵な作品に仕上がりましたね。
「ダムづくり」に興じる子供達もいました。これがまた良く出来ていて驚きです。川の中に一つの流れとダム湖を作り、積んだ石を動かすだけでそのまま水を流したり、ダム湖に水を入れたりすることができるように作られています。原理的にはダムというより、調節池に近いかな。
男の子が見つけてくれたヤマアカガエルは、この日一番の人気者でした。
写真は捕まえる前に撮らせてもらったものです。鼻先からお尻までの体長は80mm!最大級のメスです。
こんなに大きなアカガエルは見たことがないし、この時期渓流を泳いでいるのもなんだか不思議なので、「もしかするとナガレタゴガエル?」なんて、大人も興味津々。ヤマカガシがいた岸辺の方から対岸へ向かって泳いでいたので、捕食から逃れるために川に飛びこんだのかも?
オタマジャクシも捕まっていましたが、これはそろそろ子ガエルになって上陸するカジカガエルのようでした。
今回は、2歳の男の子も参加してくれていました。
何度も転びながらも、石ころだらけの川の中を楽しそうに歩き回っていましたね。川の中を歩くだけでも、大人だって気持ちのいいものです。まずはそう感じることが、なによりも大切なことだと思います。
でも、それだけではありません。川の中は石ころだらけで凸凹していて、すべりやすい所があったり、流れの速い所があったり、大きな石を越えなければならなかったりして、歩くだけでもバランス感覚やあちこちの筋肉を使っているわけです。
小さい頃から川に限らずいろいろな条件下の自然の中を歩いた経験が豊かな子と、平らに舗装された道路しか歩いたことがない子とでは、感性だけではなく身体能力的にもどこか違ってくるかもしれません。最近の小学生は、土の上でも実によく転びますからね。
今回のプログラムは子供達が自由に遊ぶことを主眼としましたので、あえて細かな計画は立てませんでした。大人があれこれ考えるより、子供が好き勝手に遊んだ方が楽しいと考えたからです。
里山体験プログラム 実施レポート(1)
里山体験プログラム 実施レポート(2)
里山体験プログラム 実施レポート(3)
里山体験プログラム 実施レポート(4)
里山体験プログラム 実施レポート(5)
■別年度のレポート
2006年度 里山体験プログラム 実施レポート
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