NO団体名主な企画内容
8 特定非営利活動法人 むさしの里山研究会(埼玉県) 「里山体験プログラム」
「生き物」「農」「里山の恵み」をキーワードにして、子供達の遊びの心を引きおこし、ゆったりした時間を提供する自然体験活動。

「里山体験プログラム」 秋の生き物ウオッチング [9/26]

日  時:
場  所:
参加者:
2008年9月26日(金)10:30〜12:30
トンボの里公園、トンボ自然館、ビオトープ池
大人6名、小学生5名、幼児1名、スタッフ3名
 <活動のねらい>

赤とんぼやバッタなどを捕まえたり、種類を見分けたりしながら
愉しく生き物とふれ合うきっかけ作りを行う。

 <プログラム>

10:30  おぶすまトンボの里公園に集合
10:40  あいさつの後、トンボの里公園での虫探し
11:30  トンボ自然館見学
11:50  田んぼやビオト−プ池などを散策しながらの生き物探し
12:30  解散

 <レポート>

トンボ公園では赤とんぼ探しです。
アキアカネは木の上の枝先にとまっていて、なかなか下にはおりてきてくれません。
子どもたちは捕まえやすいアオイトトンボ狙いですが、ウスバキトンボやオオシオカラトンボを捕まえている子もいました
。赤トンボの仲間は、全員に配布した「赤トンボの見分け方」の下敷を使って種類を調べました。
水を入れたシャーレーに産卵する様子も観察しました。

バッタの仲間は意外と種類が少なくて、オンブバッタとコバネイナゴが中心。
湿地のためでしょうか。
コオロギやキリギリスの仲間では、エンマコオロギ、クビキリギス、クサキリなどが捕まっていました。
チョウは、今年はどこでもやたらと目につくツマグロヒョウモンがやはり多かったけれども
他にも2種類のヒョウモンチョウやヒメアカタテハ、ぼろぼろになったイチモンジチョウなども見ることができました。

トンボ公園で遊んでからトンボ自然館を見学し、ビオトープ池まで歩きながら各自生き物探しをしました。
ビオトープ池までの道中では、ジョロウグモやナガコガネグモも観察。
やはり「秋の生きもの」です。

トリノフンダマシと卵塊も見つかりました。
オオカマキリも多くて、遊ばれている子もいました。
フクラスズメやエビガラスズメの幼虫でも遊ばせてもらいました。

ビオト−プ池ではウスバキトンボのヤゴやザリガニが見つかり子供達は大喜びです。
天候にも恵まれ子供達も満足したようです。

 <安全管理>

今回の活動場所はトンボ公園内や農道など、とくに危険な場所はなく
スタッフが手分けして子供達を監視する程度でした。
ただし、スズメバチやマムシに注意するよう参加者に促しました。

 <評価・反省>

今回の参加者は生き物が好きな子供達ばかりでしたので、十分に楽しめたようです。
しかし、生き物が苦手な子供達はこうしたイベントには参加してくれません。
生き物が苦手な子供達や、生き物に関心のない父母をいか誘うかが今後の課題だと思います。



里山体験プログラム 実施レポート(1)
里山体験プログラム 実施レポート(2)
里山体験プログラム 実施レポート(3)
里山体験プログラム 実施レポート(4)
里山体験プログラム 実施レポート(5)

■別年度のレポート
2006年度 里山体験プログラム 実施レポート

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