NO | 団体名 | 主な企画内容
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NPO法人 浅間山麓国際自然学校(長野県) |
「浅間山子ども自然教室」 外来種のハルザキヤマガラシやフランスギクの除去とそれを利用した草木染の体験。さらに、高山蝶ミヤマモンキチョウの生態観察と保護などの活動を、通年でおこなう。 |
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「浅間山子ども自然教室」 高原の生き物調査隊 [8/4]
日 時:
場 所:
参加者:
2008年8月4日(月)
池の平湿原(長野県)
親子10名
<レポート>
前回同様池の平湿原にてプログラムを開催しました。
今回は高山蝶の一種で準絶滅危惧種に指定されており、
日本では北アルプスと浅間山系でしか見る事の出来ないミヤマモンキチョウを中心に観察を行いました。
ミヤマモンキチョウは幼虫の食草がクロマメノキという植物で
池の平湿原でもこの植物の多い所で成虫が観察されます。
今回は雄も雌もよく飛んでいましたし、ハクサンフウロやマツムシソウで吸蜜している様子も見ることが出来ました。
雄と雌では羽を開いた時の色が違うので初めての方でもすぐ見分けること が出来ます。
またクロマメノキの葉の裏に産みつけられた卵を観察することも出来ました。
卵は産みつけられてすぐは白色ですが孵化間近になると赤くなってきます。
今回はその色の違いも見ることが出来ました。この日は雌雄合わせて10数頭を確認することが出来ました。
ミヤマモンキチョウの他には
クロヒカゲ、ベニヒカゲ、ヤマキマダラヒカゲ、コヒョウモン、アサギマダラなどの蝶類や
高層湿原に限って出現するカオジロトンボなどトンボ数種類も見ることが出来ました。
また、テンの糞が岩の上に落ちており
糞の内容物を観察した結果、植物の果実、昆虫類などを食べていることが分かりました。
駐車場に戻ってきてから本日のまとめを行い、
ミヤマモンキチョウやその他の昆虫や動物について学習を深めました。
<参加者の感想>
・また来年も見に来たい。
・たくさんの昆虫を見ることが出来て良かったです。
浅間山子ども自然教室 実施レポート(1)
浅間山子ども自然教室 実施レポート(2)
浅間山子ども自然教室 実施レポート(3)
浅間山子ども自然教室 実施レポート(4)
浅間山子ども自然教室 実施レポート(5)
浅間山子ども自然教室 実施レポート(6)
浅間山子ども自然教室 実施レポート(7)
■別年度のレポート
2007年度 浅間山子ども自然教室 実施レポート
2006年度 アサマスタークロスウォーク 実施レポート
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