NO団体名主な企画内容
32 特定非営利活動法人 ナック(大阪府) 「ノアむしむし探検隊」
虫を通して環境問題を学習する通年の活動。昆虫にターゲットを絞り、「樹液のレストラン」「灯火採取」「バッタのオリンピック」などのプログラムで、生態について学ぶ自然体験学習。

「ノアむしむし探検隊」 バッタのオリンピック!!  [10/19]

日  時:
場  所:
隊  長:
参加者:
2008年10月19日(日)13:30〜15:30
寝屋川市野外活動センター
松井敬子(子ども昆虫塾)
子ども21名、大人8名、スタッフ2名
 <目指せ2012年ロンドンオリンピック!!バッタ界の北島康介を探せ!!>

むしむし探検隊の活動の第5回目となった今回は、
前回に引き続き奈良県で子ども昆虫塾の講師を務める松井隊長を迎えてスタートしました。

虫好きな隊員達にとっては馴染みのある虫だと思われるバッタ。
けれども意外と知られていない彼等のことを知ってもらうことを目標に、まずはバッタ探しに出掛けました。

これまでホタル観察や灯火採集を行ってきた「ホタル広場」でバッタ探しをスタート!!
「あ、カマキリがおったー!!」「そこにいてるやん!!早く捕まえやー!!」などなど
隊員の子ども達はみんな上手に捕まえまていきます。

ある程度みんながバッタを捕まえたところで、松井隊長から資料が配られました。
中身を見てみるとどの種類のバッタかがすぐに分かるイラストが載っています。
「同じように見えるバッタもよーく調べてみるとちがいがあることが分かるよ」
という隊長の言葉を聞き、みんな自分が捕まえたバッタを調べ始めます。

「これは背中が黒くないからツチイナゴかなぁ?」「これはメスかなぁ?」などなど
みんな真剣そのものです。
他にもショウリョウバッタやオンブバッタなど、みんなで調べてみると色々な種類のバッタがいることが分かりました。

そうこうしている時、「ところでバッタはどこで息をしてるか知ってる?」という突然の隊長の質問。
みんなは「そんなん口に決まってるやんか〜」と口々に叫びます。
「・・・実はお腹の横にある穴で息をしてるんです!」という答えを聞いてみんなビックリ!!
みんなでバッタのお腹をよーく見てみると確かに小さな穴がいくつもあるのが分かりました。

「こんなとこで息をしてるんやったらバッタ持つ時は絶対お腹押さえんようにしないとあかんな」
と、真剣な顔で言う隊員の諒太郎君。
このことを探検隊終了後に迎えに来られた母親に伝えると
「そんな優しい一面をうちの子は持っていたんですね」と喜んでおられました。

最後は自分が捕まえたバッタを使ってのオリンピックの開催です。
それぞれのジャンプ力を競うこの大会、
なぜか反対にいる自分の顔に飛んできたり、なかなか飛んでくれなかったりと
みんなで楽しみながらバッタのジャンプに夢中になりました。

秋晴れの中、バッタの凄さを知り、子ども達のたくさんの笑顔がうまれた一日でした。



ノアむしむし探検隊 実施レポート(1)
ノアむしむし探検隊 実施レポート(2)
ノアむしむし探検隊 実施レポート(3)
ノアむしむし探検隊 実施レポート(4)
ノアむしむし探検隊 実施レポート(5)

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