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27 一般社団法人Clear Water Project(愛知県) 「AIを使って生き物の生態を調べよう!地域独自のデジタル環境教育」
山と川で、デジタルを活用した環境活動を実施。山では、AI搭載のIoTカメラを取り付け夜行性の動物の様子を家のPCやスマートフォンで観察する。川では、カメラ機能を使って生き物判定を行い、外来種や生態系を学ぶ。

速報レポート1 「AIを使って生き物の生態を調べよう!地域独自のデジタル環境教育」【山編】

活動日:2022/7/23(土)
活動場所:愛知県豊田市大洞町内の森林
参加人数:合計14人(スタッフ:4人、大人:5人、小学生:4人、幼児:1人)
活動内容

〇森林にAI搭載センサーカメラを設置し、生き物の生態を家庭のPC等で観察する
〇普段は見られない夜行性動物の生態をデジタル技術で可能にする
〇豊田市は約7割が森林であり、森林を活用する環境教育を行政としても推進しており、今回はGIGAスクール構想との連動を将来的に見据えて、タブレットを活用できる地域独自のプログラムを企画し、実施
〇カメラに映る生き物や、生き物の痕跡(食痕や獣道等)を通して、生き物と森、森と人、生き物と人、などの関係性や共生を学び、生き物や人にとっての森林の意義や価値を見つける


設置済みのカメラで撮影された生き物の写真をみんなで見ます

その生き物がなんなのか、図鑑で調べてみます。「しっぽに縞があるね」「体の大きさは~」など特徴を見つけます

撮影された写真の中にはこんなのも。この生き物はなんだ??!



ガイダンスの後は、この森にもう1台カメラを設置するから、どこが良いと思うか、子供たちに決めてもらいます。
子供たちは、自分が思う場所を探して歩き回り、ひとりずつ、ここに設置するのが良いと思うという場所と、その理由を発表します。
「食べ物である草が多いから」「隠れる場所があるから」などいろいろな意見=理由=子供の考えがあって、とても面白いです。
しかし、設置するのは1台なので、互いに話し合って、1カ所に決めます。


設置した箇所から撮影した「生き物が何も映っていない」画像がこちら。ここにどんな生き物が映るか、楽しみです。

設置してすぐに映った!この生き物はなんだ? 何をしにここに来たのだろう?などを、子供たちは自宅のPCなどで見て、夏休みの自由研究として調べてくれている頃です。

「動物の気持ちを考えたのが楽しかった」「また森に来たい」 最後の振り返りでは、子供たちから色々な意見が出ました。


参加者の皆さんからの発表会を、8月中に開催します。

イベントとしては、次回は「デジタル環境教育」川編を9月に実施します。



速報レポート1 「AIを使って生き物の生態を調べよう!地域独自のデジタル環境教育」【山編】
速報レポート2 「AIを使って生き物の生態を調べよう!地域独自のデジタル環境教育」~山編~オンライン発表会
速報レポート3

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