NO団体名主な企画内容
6 NPO法人 つくば環境フォーラム(茨城県) 「学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦」
つくば市郊外の里山保全活動。絶滅の危機に瀕しているオオムラサキを通して、地域の大人と子どもたちが一体となった自然保全活動。

「学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦」 森のフェステイバル [11/26]

 日  時:平成17年11月26(土) 9:30〜15:30 晴れ
 参加者:41名(大人10名、中学生1名、小学生3名、幼児3名) スタッフ6名

 今回は、森の恵みを楽しむ収穫祭を森フェスタと題して行ないました。
 親子づれの参加のほか、多方面からの参加者を得て、幅広い交流の場の提供ができました。

 <活動の流れ>
09:00 〜 スタッフ集合、物品準備、水汲み、火起こし。
09:30 〜 挨拶、本日のプログラムについての説明。
 ・井戸掘り担当と森の草刈り担当さらに、親子づれは畑の芋ほりと
  ソロプチミストの方々は、えのきの植樹、野外料理準備の5班に分かれて、作業開始。
  井戸掘りは、地下3m近くまで掘れていたので、そこから開始。
  草刈りは、クヌギやエノキを植林した林縁を重点的に行う。
  炊き出し準備(キノコスープと鳥の丸焼き、ピザ作り)
10:50 〜 休憩。お茶を飲みながら交流。
11:20 〜 作業再開。林縁の草刈。エノキの植樹(保健保安林)。キノコの収穫。ピザ作り。
12:20 〜 ドラム缶でピザを焼きながら昼食。
13:20 〜 作業再開。里芋堀りとサツマイモ堀り。綿摘み。雑穀収穫。畑の大根と白菜の間引き。
15:30 〜 井戸の場所を保全。作業終了。


手馴れた手つきで大鎌で草刈り


井戸の水はポンプでくみ出し


ピザ作りはみんなで

 <気付き、感想、反省点など>
・年に1回の収穫祭をかねた森フェスタと題し
 作業とともに野外料理作りや畑作業を組み込んだプログラムであったが、
 当日は絶好の小春日和となり充実した1日となった。

・井戸掘りについては、10月の森づくりボランテイアの日以後
 何度か作業を進めたので、約3mの深さまで進んでいたが、浸水がひどくなり
 ポンプで水をくみ出しながらの作業となり、掘り進めることが次第に困難となってき
 た。

・林縁の草刈りについては、主に女性や大学生・小中学生が担当し、
 いつもの場所を手入れした。

・幼児づれの親子の方々は、隣接する畑のサツマイモや里芋の収穫をし
 午後からは、さらに少しはなれた畑の綿摘みや冬野菜の間引きなど
 農体験をした。

・参加者みんなで、森の中で育てていたヒラタケの様子を観察し収穫体験をした。
 りっぱなヒラタケの出来に参加者の方々は、大喜びであった。
 春先に植菌をした折に参加されていた方も多く自分たちで育てたキノコの収穫に
 感激であった。
 収穫したキノコは、スープに入れたりピザにのせたりして、味わった。

・ドラム缶で釜を作りピザを焼いたり、直火で鳥の丸焼きを作ったが
 参加者の方に手伝っていただき楽しみながら、おいしく作ることができた。

・みんなで手入れをしてきた森や畑からの贈り物である収穫を
 みんなで楽しみながら味わうことが出来、次の活動への意欲が盛り上がる
 森フェスタとなった。

・今回は、水海道市のソロプチミストの方々や、ボランテイア活動に興味のある
 大学生、また小中学生や幼児連れの親子さん、シニアの方々
 東京から参加の方々など、幅広い層のかたがたの交流の場となったようで
 いろんな意味で充実した活動となった。

ソロプチミストの方が
エノキを植樹

ヒラタケは豊作!!
ヒラタケが立派に育ちました


ドラム缶窯でこんがり!


かわいい綿がたくさんできました





学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦 実施レポート(1)
学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦 実施レポート(2)
学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦 実施レポート(3)
学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦 実施レポート(4)
学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦 実施レポート(5)
学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦 実施レポート(6)

■別年度のレポート
2007年度 田んぼビオトープをつくろう! 実施レポート
2006年度 谷津田はぼくらの生きもの天国 実施レポート

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