NO団体名主な企画内容
52 国頭村(くにがみそん)立辺土名(へんとな)小学校(委託:一般社団法人 やんばるビジョン)(沖縄県) 「国頭村世界自然遺産体験学習プロジェクト~体感しよう国頭村の自然~」
地域、学校、教育委員会が連携し、教師と子どもたちがともに国頭村の豊かな自然を体験するための活動。雄大な自然や地域の人々との触れ合いの中で、「楽しみながら学ぶ」という自然体験学習を通して、子どもたちの「生きる力」を育む。

速報レポート1 小学1年生川あそび

活動日: 2023年7月4日
活動場所: 沖縄県国頭村 奥川(奥ヤンバルの里)
参加人数: 小学生   33人 / 大人   11人 / 指導者   3人 / 合計   47人
活動内容

 梅雨も明け、夏の訪れを感じる日差しのなか、今年度最初の世界自然遺産体験学習がスタートしました。
 バスから降りてきた1年生たちは、すぐに遊べるように水着で準備万端!中には大きな網を持って、生きものを捕まえる気満々の子も。みんなとはこども園の時から一緒に自然体験を重ねてきており、久々の再開です。私たちにとっては、幼児期から小学生の期間を一緒に自然体験できる幸せを改めて感じる瞬間でもありました。



 さぁ、川あそびの前にまずは川で遊ぶ時に気を付けることの確認です。「大きい石の上に乗ったらどうなるかな…?」、「子どもだけで川で遊んだらどうだろう?」、紙芝居形式で子どもたちに聞いていき、考えてもらいました。その裏では、安全管理を行う学校の先生や教育委員会の職員などと一緒に、危険な箇所や配置、役割の確認を行い、大人側も準備万端です。




 それではいよいよ川あそびの開始~!
 網や箱メガネを持つ子、ひたすらに川の流れに乗る子、水が少ない場所でカニをケースいっぱいに捕まえる子…。
 みな思い思いに川で遊んでみます。そして、他の友達の様子を見て、一緒になって遊んでみます。





 楽しい川あそびの時間ですが、梅雨も明け気温も高め。遊びはじめて20分ほどで給水タイムをとりました。川の水は冷たく、日向ぼっこをして体も温めます。

 後半は川の水が干満の影響ですっかり減り、魚やカニが捕まえやすくなりました。ハゼの仲間やカニを次々と捕まえます。




 楽しい時間もあっという間に過ぎ、川あそびの時間も終わり。捕まえた生きものたちはみんなで川へ返しました。



 着替えが終わった後は、どんな遊びをしたかや生きものを捕まえたか、みんなのお話を聞きました。そしてこちらからは、みんなが遊んだ川は、やんばるの生きものが暮らす場所でもあることを、日本で唯一飛べない鳥ヤンバルクイナの水浴びシーンの映像で紹介しました。また、お家や小学校で使う水も元は山から流れている水であることをお話して終わりです。



 今度はお家の人と、楽しく安全に川あそびができたらいいね。

子どもたちの感想

  • 川の水は冷たかった!
  • 海が近いから水がしょっぱいよ!
  • 小さなカニがたくさんいた!
  • ヤンバルクイナの水浴び気持ちよさそう!



速報レポート1 小学1年生川あそび
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