NO | 団体名 | 主な企画内容
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52 |
国頭村(くにがみそん)立辺土名(へんとな)小学校(委託:一般社団法人 やんばるビジョン)(沖縄県) |
「国頭村世界自然遺産体験学習プロジェクト~体感しよう国頭村の自然~」 地域、学校、教育委員会が連携し、教師と子どもたちがともに国頭村の豊かな自然を体験するための活動。雄大な自然や地域の人々との触れ合いの中で、「楽しみながら学ぶ」という自然体験学習を通して、子どもたちの「生きる力」を育む。 |
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速報レポート2 小学2年生川あそび
活動日: 2023年7月5日
活動場所: 沖縄県国頭村 奥川(奥ヤンバルの里)
参加人数: 小学生 38人 / 大人 11人 / 指導者 3人 / 合計 52人
活動内容
本州より一足早く梅雨が明け、沖縄は夏本番!
そんな夏空の下、世界自然遺産体験学習「小学校2年生川あそび体験」がスタート!
世界自然遺産に登録されたやんばるの森の麓にある奥集落。やんばるの森の恵みの一つである澄んだきれいな「水」。今日は豊かな大自然に囲まれた奥川で川遊びを楽しみます。
バスから降りてきた2年生たちは、すぐ川遊びができるように水着で準備万端!2年生のみんなとは、1年生の川あそび以来、1年ぶりの再会です。
さぁ、川遊びの前に❝川で遊ぶ時に気をつけること❞の確認です。
インタープリター:「石の隙間や草むらにはなにがいる?」
子どもたち:「ハブ!」
インタープリター:「大きい石の上に乗ったらどうなるかな…?」
子どもたち:「滑って転ぶ!」「川に落ちて溺れる!」
インタープリター:「子どもだけで川で遊んだらどうだろう?」
子どもたち:「溺れる!」
紙芝居形式で子どもたちに問いかけ、考えて(危険予測)もらいました。
その間に、引率教員や教育委員会の職員などと一緒に、危険な箇所や人員配置や役割の確認を行い、大人側も準備万端です。
今日は前日の1年生の時とはうってかわって、最干潮まで時間があり川の水量が多く流れも早め。そこで代表の児童と一緒に川へ入って、実際にどのくらい水深があり、危ない場所がどのあたりなのか、みんなに確認してもらいました。その後に今回の助成金で購入したライフジャケットを着用し、いよいよ川遊びの開始~!
網や箱メガネを持つ子、ライフジャケットの浮く力を利用し、川の流れを楽しむ子、…みな思い思いに川遊びを楽しみます。先生も全力で水をかけあい、全身で川を感じている様子でした。
楽しい川遊びの時間ですが、梅雨が明け気温は高め。遊びはじめて20分ほどで給水タイムを取ります。
冷たい川の水で冷えた体も日向ぼっこをして体を温めます。
後半は川の水が干満の影響ですっかり減り、魚やカニが見つけやすくなりました。見えるとついつい捕まえたくなるもの。川ながれからハゼの仲間やカニを捕まえることに夢中になる児童たち。なかには最初から最後まで、川の水を全身で楽しみ続ける子もいました。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、川遊びの時間も終わり。
捕まえた生きものたちをみんなで川へ返しました。
「また、今度遊ぼうねー!」「またねーバイバーイ!」
着替えが終わった後は、どんな遊びをしたか、生きものを捕まえたか、みんなのお話を聞きました。
そして、日本で唯一飛べない鳥ヤンバルクイナの水浴びシーンを映像で紹介し、みんなが遊んだ川はやんばるの生きものたちも利用する大切な川であることを伝えました。また、家や小学校で使う水も元を辿れば、やんばるの森から流れてきている水であることをお話して終わりです。
今度はお家の人と、楽しく安全に川あそびができたらいいね。
子どもたちの感想
- 水がしょっぱい!
- 川の水は冷たい!
- 小さなカニがたくさんいた!
- ヤンバルクイナの水浴び気持ちよさそう!
- 楽しかったけど、つかれたー!
- カニ1000匹くらい捕まえたよ!
- フグがいた!なんで川にフグがいるの?
- いっぱい遊べて楽しかった!
速報レポート1 小学1年生川あそび
速報レポート2 小学2年生川あそび
速報レポート3 比地大滝トレッキング「やんばるの森はおもしろい生きものがいっぱい!」
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