NO団体名主な企画内容
39 NPO法人 南紀こどもステーション(和歌山県) 「人としてのねっこを育てる自然体験プログラム「熊楠塾(くまぐすじゅく)」」
世界に誇る紀南地方の自然の中で、生物採集や観察、奇岩群の観察、植物や昆虫の観察、ザリガニ釣り、ウミガメの卵を見つけ観察などを行う。これらの活動を通して、多くの生態系や生命に触れ、自然・命を大切にする気持ち、相手を思いやる心、工夫して生き抜く力などを育てる活動。

速報レポート1 ナショナル・トラスト運動の先駆け「天神崎」で磯あそび

活動日: 2023年 5月 20日(土)
活動場所: 和歌山県田辺市天神崎
参加人数: 小中学生8人/幼児3人 / 大人 21人 / 指導者 2人 / 合計 34人
活動内容

 「熊楠塾」は、和歌山県の偉人で、博物学者・生物学者・民俗学者であり、歩く百科事典と呼ばれた「南方熊楠」から名付けました。熊楠の思いを受け継いで自然を大切にし、自然から学ぶ取り組みです。
 第1回「熊楠塾」は、天神崎で磯あそび。まずは事前学習で、天神崎の地形(空撮)、生物、生態系を学び、危険な生物(ヒョウモンダコ・ガンガゼ等)のことも知りました。黒潮で運ばれた海洋生物の幼生がここで育ち、200種類以上の生物が観察できる豊かな自然が残る天神崎。別荘地として開発されようとしましたが、市民の約50年に渡る活動により、土地を買い取り、この場所を残すことができているという、ナショナル・トラスト運動についても学びました。





 市街地に近接する天神崎。でも「ここで遊ぶのは初めて」という子どもがほとんど。親世代も経験・体験が少ないと感じました。この日は大潮。しっかり潮が引いて、平らな岩礁のあちらこちらにタイドプール(潮だまり)ができていて、網やバケツ、手作りの笹の釣竿を持って、タイドプールへ。子ども達のワクワク感が伝わってきます。釣り名人に教えてもらったように釣り餌をつけて、そっと潮に糸を垂らします。しばらくすると、「つれた~」「にげた~」と賑やかな声が。網でカニをすくったり、先生の傍でウメボシイソギンチャクの説明を聞いたり… 途中、水分補給の声掛けもしました。磯は足元が危ないし、危険な生物もいるし、親だけでなくサポーターもついて、子ども達の安全を確保しました。





 たっぷり磯であそんだ後は、採集したものを持って集まり、先生から説明を聞きました。「フジツボはエビ・カニの仲間」「ニセクロナマコは脳も心臓もない、ネバネバの内臓をだして敵を威嚇、砂についた有機物を食べて海をきれいにしてくれる」等々。大人も子どもも初めて知ることがたくさんありました。 
観察したあとは、海へ戻しましたが、釣ったガシラは持って帰り、夕食になるそうです。





子どもたちの感想

「おもしろかった」「たのしかった」「まだ釣りしたい」「知らなかったことを知れた」等々



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