NO団体名主な企画内容
39 NPO法人 南紀こどもステーション(和歌山県) 「人としてのねっこを育てる自然体験プログラム「熊楠塾(くまぐすじゅく)」」
世界に誇る紀南地方の自然の中で、生物採集や観察、奇岩群の観察、植物や昆虫の観察、ザリガニ釣り、ウミガメの卵を見つけ観察などを行う。これらの活動を通して、多くの生態系や生命に触れ、自然・命を大切にする気持ち、相手を思いやる心、工夫して生き抜く力などを育てる活動。

速報レポート2 南方熊楠さんがよく訪れた「動鳴気峡(ひき岩群国民休養地)」で自然あそび

活動日: 2023年 7月 29日(土)
活動場所: 和歌山県田辺市稲成町1629ふるさと自然公園センターとその周辺のひき岩群国民休養
        地内動鳴気峡
参加人数: 小中学生8人/幼児4人 / 大人 17人 / 指導者 3人 / 合計 32人
活動内容

 「熊楠塾」は、和歌山県の偉人で、博物学者・生物学者・民俗学者であり、歩く百科事典と呼ばれた「南方熊楠」から名付けました。熊楠の思いを受け継いで自然を大切にし、自然から学ぶ取り組みです。

 第2回「熊楠塾」は、南方熊楠氏が好んで観察・採集に訪れたひき岩群国民休養地の動鳴気峡がフィールド。暑さのためひき岩に触れる山登りはせず、動鳴気峡の湿地で主にあそびました。
 まずは大人の事前学習で、ひき岩群と周辺地形の成り立ち、ここで観察できる生物、外来種のこと、マダニやマムシへの注意等、動鳴気峡の名前の由来も含め学び、当日気をつける点(服装・危険生物・危険個所)や伝えること等共有しました。当日は先生から子ども向けにお話をして頂き、特に外来種であるザリガニやオオキンケイギクが日本固有の生物に被害を与え生態系を壊していることを学び、自分たちも気をつけることを知りました。湿地までの道筋で、クヌギと集まってくるクワガタなどの観察、岩口池やオオシオカラトンボの観察をしました。「昆虫の好きな樹液は、木がケガをしているから出ている」「樹液のかわりにバナナにアルコールをかけて発酵させストッキングに入れて木にくくっておくと昆虫が集まる」等も教わりました。





 市街地のすぐ近くにある動鳴気峡ですが、今回の参加者は親も含め皆初めてで、池・小川・湿地で先生から教えてもらいながら、観察と採集、ザリガニ駆除(ザリガニ釣り)を楽しみました。笹の手作りの竿にスルメをつけて、ハスの葉が茂った下にそっと糸を垂らし、ザリガニがはさんだところをサッと引き上げ網ですくいます。スルメを取られてしまったり、タイミングが合わず逃したりで、子ども達の残念そうな声が響きましたが、1時間足らずで10匹余り釣れ、駆除に一役かうことができました。
 途中、水分補給の声掛けと塩分タブレットを配り、熱中症対策をしました。湿地は足元が危なく、危険な生物への注意もいるので、親だけでなくサポーターもついて、子ども達の安全を確保しました。





 たっぷりあそんだ後は、採集したものを持ってふるさと自然公園センターへ。ザリガニはセンター職員さんに後処理を頼み、センターの研修室で一息つきながら、先生の説明を聞き、その後、展示室を各自見学。今日の外での取り組みを深めることができました。





子どもたちの感想

 「ザリガニも、ちゃんと自分のところだけで飼ってれば良かったのに」「たのしかった」「昆虫の名前も、理由があってその名前になってると分かった」等々



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