NO団体名主な企画内容
42 江田島市教育委員会 大柿自然環境体験学習交流館(さとうみ科学館)(広島県) 「漂着物イカダで無人島を目指せ!」
地場産業であるカキ養殖で使用する巨大フロート(ゴミとして廃棄され漂着したもの)でイカダを作り、海岸から約60mの位置にある無人島を目指す。道具の使い方や浮力について体験を通して学んだり、今回材料とする海洋ゴミについての問題を身近に感じ、課題の発見や解決策を考えるきっかけとする活動。

速報レポート1 海洋ゴミと浮力について学んでいよいよいかだ作りだ!

活動日: 2023年 9月 2日(土)
活動場所: さとうみ科学館
参加人数: 小学生 12人 / 江田島市ジュニアリーダー(中高生) 2人 /
        江田島市子ども会連合会 2名 / インターン大学生 1名 / 
        さとうみ科学館職員 5人 / 合計  22人
活動内容

 3週連続開催予定のサイエンスキャンプ,第1日目。市内の各小学校から集まった参加者は,お互いに初対面。初めは緊張していた参加者もジュニアリーダーのお兄さんお姉さんたちのイニシアティブゲームで一気にアイスブレイクできました。楽しいゲームを交えて自己紹介をしたり,4人3チームに分かれてのゲームはとても楽しかったようです。




 午前中は,「海洋ゴミとSDGs」というテーマでさとうみ科学館館長のお話を聞きました。ゴミって何だろう?誰にとってのゴミ?など発問をしながらの講義は,深く考えるきっかとなったようです。また,実際に江田島市の海岸から拾ってきた漂着ゴミを「自然物」と「人工物」に分類し,木彫りの熊はどっちだろう?というテーマで熱く議論をしていました。さらに,今回の体験活動とSDGsの 「12つくる責任つかう責任」「14海の豊かさを守ろう」を関連付けて紹介などもしました。




 昼食後は,「浮力って何?」というテーマでお話と実験をしながら「浮力」について学びました。鉄球は沈むのに,鉄でできた貨物船はなぜ浮くのか?ということで体積と浮力の関係を実験を通して学んだり,浮力の正体も知りたいという児童がでてくるなど,知的好奇心があふれた活動となりました。




 インプットが終わったところで,いよいよ楽しみにしていたいかだ作り!3チームに分かれてのいかだ作りということで,まずはチーム内でリーダーを中心にどういういかだにするのか,材料はどれを使うかなどの話し合いをしました。また,今回使用する漁業用の発泡スチロール製フロートは,そのままでは細かいくずで海を汚してしまうのでラッピングをしました。さらに,初めて使う道具であるハッカー(いかだの骨組みとなる竹どうしの結束に使う針金を簡単に結ぶことができる道具)やPPバンド(骨組みとフロートを固定するための荷造り用バンド)についても実演を交えながら学びました。各チーム様々なアイデアが飛び交い,思い思いのいかだを作っていました。次回はいよいよ進水実験です。お楽しみに!







子どもたちの感想

 感想は最終日である9月16日(土)にとる予定ですが,今回の活動の解散時には,児童らがお互いに「また来週会おうね~」や「とても楽しかった~」「はやく来週にならないかな~」と言っていたので,我々としてもとても嬉しく,報われました。



速報レポート1 海洋ゴミと浮力について学んでいよいよいかだ作りだ!
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速報レポート3 いざ!無人島へ!

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