NO団体名主な企画内容
42 江田島市教育委員会 大柿自然環境体験学習交流館(さとうみ科学館)(広島県) 「漂着物イカダで無人島を目指せ!」
地場産業であるカキ養殖で使用する巨大フロート(ゴミとして廃棄され漂着したもの)でイカダを作り、海岸から約60mの位置にある無人島を目指す。道具の使い方や浮力について体験を通して学んだり、今回材料とする海洋ゴミについての問題を身近に感じ、課題の発見や解決策を考えるきっかけとする活動。

速報レポート3 いざ!無人島へ!

活動日: 2023年 9月 16日(土)
活動場所: さとうみ科学館
参加人数: 小学生 12人 / 見学・乗船体験希望保護者(兄弟含む) 14人 /
        江田島市ジュニアリーダー(中高生) 2人 / 江田島市子ども会連合会 2人 /
        看護師 1人 / 大人(救助艇) 1人 / RCC中国放送テレビクルー 3人 /
        江田島市教育長 1人 / さとうみ科学館職員 6人 / 合計  42人
活動内容

 3週連続開催のサイエンスキャンプもいよいよ最終日となりました。この日は,無人島上陸を目指してイカダの最終調整から始まりました。前回の進水実験では,フロートに巻き付けたラップが外れたグループもあったので,作戦変更。巨大なゴミ袋をフロートにかぶせることにしました。こうすることで,フロートの破片が海洋に漂うことを防ぎます。



 最終調整が終わったらいよいよ海岸へ!竹で組んだ骨組みにフロートをしっかり固定していざ出航!無人島を目指してがんばれ~!



 どのグループも順調にオールを漕いで進んでいます!天気も良く,チーム旗も風になびいていい感じですね。途中,オールの柄が折れるというハプニングもありました。





 思ったよりスムーズに進み,あっという間に上陸したグループもありました。



 最後に到着したグループが上陸する際には,先に上陸したグループの児童らが上陸を手助けしていました。3週連続でともに活動をしたメンバーの間には,固い絆が生まれたようです。なんとも嬉しい瞬間でした。



 そしてついに全員上陸!事故もけがもなく,みんなが目標を達成できた瞬間でした。地元のテレビ局も取材に来てくれました。



 無事に全員が上陸し,対岸の陸に戻った後は,乗船体験会を実施しました。多くの家族や地域の方も参加して大変盛り上がりました。また,他のグループのイカダに乗って自分たちのイカダとの違いを考察している児童も見られました。そのあとは,海岸でバーベキューをして最後に海岸のゴミ拾いを行いました。



 3週連続というハードルの高いサイエンスキャンプでしたが,参加した児童らには得るものが多かったようです。主催者側としても毎回見られる子どもたちの笑顔が喜びでした。また来年も楽しく学べるサイエンスキャンプを開催します。最後はみんなで記念撮影をして解散となりました。



子どもたちの感想

「竹と竹をくっつけるところや,フロートと竹をくっつけるところなどがむずかしかった」
「チームの人といっしょに作るのが楽しかった」
「たいへんだったけどたのしかった」
「オールがとちゅうでおれたけどじょうりくできた」
「初めは,上陸できるか不あんだったけど,ぶじに2番に上陸できてよかったです」
「今度は,森でキャンプやテントをつくってみたい」
「浮力や海洋ゴミについて学びたかったので知れてよかったです」
「浮力は,体積が大きいほど高いことが分かりました」
「仲まといっしょにつくれて,うまくつくれたと思う」
「みんなでがんばってじょうぶないかだを作ることができた」
「いかだは,がんじょうだったけど重くなりすぎました」
「なぜ船は浮いているのか分からなかったけど,さとうみサイエンスキャンプで知ることが出来ました」
「竹を切ったり,うきを切ったり,やったことないこをたくさん体験できてよかったです」

全日程終了です。



速報レポート1 海洋ゴミと浮力について学んでいよいよいかだ作りだ!
速報レポート2 いざ海へ!~進水実験と修理・修正~
速報レポート3 いざ!無人島へ!

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