速報レポート2 舞台は琵琶湖 水上ロボコン 大会編活動日: 2024年 8月 16日(金)、8月17日(土)、8月18日(日)
活動場所: 滋賀県高島市 白浜、マキノサニービーチ、琵琶湖 参加人数: 小中学生 17人 / 大人 11人 / 指導者 10人 / 合計 38 人 <活動内容> 昼食を通して、子ども達の交流が深まり、午後からはみんな仲良く、わいわいと楽しそうです。 ソーラーボートの試走を琵琶湖の白浜で実施しました。各チーム漁船に乗り込み、沖まで出てからソーラーボートを走らせ、漁船で伴走します。天気が良く、太陽光エネルギーを受けてソーラーボートは快走!試走の結果をふまえて、またボートの調整を行いました。 8月17(土)は白浜からマキノに移動し、いよいよE/SASV Games(イ―サスブイ ゲームズ)大会1日目のスタートです!びわ湖トラストチームの他に、高校生や大学生、社会人のチームが出場します。 日本で一番大きな湖、そして世界有数の古代湖である琵琶湖にはたくさんの生きものが生息しています。琵琶湖の北側は北湖(ほっこ)と呼ばれ、水がきれいなので海水浴ならぬ湖水浴(こすいよく)が楽しめます。昼食後は湖水浴をして、ヌマチチブの稚魚をたくさん発見しました。琵琶湖固有種のとても小さなカドヒラマキガイも発見!カワニナについて研究をしている女の子は、環境生態学を専攻している大学生の先輩に研究相談をしていました。 8月18日(日)、E/SASV Games(イ―サスブイ ゲームズ)大会2日目、合宿最終日です。朝は小雨が降り、空は雲に覆われています。果たしてみんなのソーラーボートは動くのでしょうか? 大会では各チーム様々なハプニングに見舞われましたが、「びわえもん」が2位、「トラまるブルー」が7位という結果でした。みなさん暑い中大変よくがんばっていました。プログラミングや工学についての知識の他、琵琶湖・太陽光という大自然を前にして、トラブルにあった時の対応力、チームワーク、大自然の雄大さ、たくさんのことを学んだ3日間でした。うまくいかず悔しかったことも含めて、仲間と過ごした喜びと、3日間家から離れてがんばった自信に満ち溢れた笑顔で、家路についた子ども達でした。 <子どもたちの感想> 私が今回の合宿で習得したものがありました。それは最初のリクリエーションのときのソーラーボートの仕組みのことです。毎年頑張ってソーラーボートのパーツの名前を覚えようとしてもなかなか覚えられませんでした。でも何回も聞いたり見たりしていたのでだいぶここはこの名前と分かるようになりました。 私はこの合宿で、面白かったこと、びっくりしたことがあります。面白かったことは、琵琶湖で遊んだり、貝や魚を見つけて取ったことです。遊んでいる時に、魚をいっぱい見つけました。貝や魚を見つけて取った時は大学生の方と見つけていたので、名前を教えてもらいとても勉強になりました。特に凄かったのが1㎜ほどの琵琶湖の固有種の貝を見つけていたところです。琵琶湖にいてはいけない魚などを教えてもらいました。びっくりしたことは、走行している時に水没したところです。今年初めてこの合宿に参加したのでこういうことがあるんだなということが改めてわかりました。私が知らなかったこともこの合宿でいっぱい知れてよかったです。 私は船に乗る機会がないので、風と波で大会1日目が中断になったり、GPSが受信しきれなくてラダーが変な方向を向いたりなどいろいろあったけど3回も船に乗れたことがうれしかったです。 今回の合宿では、ソーラーボートの仕組みについて前回よりもより深く知ることができました。前回はソーラーボートがなにかも分からない状態から話を聞いていました。今回は2回目というのもありますが、ロボット工学の講義でより詳しいことを知ってから話を聞いたので、頭に入る知識量が増えました。ソーラーボートの回路もよく観察して、これはこういう部品なんだろうなと想像しながら見ていると、とても考えられていると感じました。無駄なものがなく、必要最低限のものを考えて作られているからです。 速報レポート1 舞台は琵琶湖 水上ロボコン 準備編 速報レポート2 舞台は琵琶湖 水上ロボコン 大会編 速報レポート3 舞台は琵琶湖 水上ロボコン プログラミング編 プログラム検索に戻る |