NO団体名主な企画内容
27 認定NPO法人 びわ湖トラスト(滋賀県) 「琵琶湖で学ぶ自律型ソーラーボートのしくみと太陽光エネルギーの恵み」
自律型ソーラーボートの製作とレースの実施を通して、ソーラーエネルギーの重要性を伝え、琵琶湖や地球環境問題、エネルギー問題に興味を持ってもらうことを目指す企画。2泊3日の合宿を行い、琵琶湖での試走や調整を重ねて、レース大会を開催する。

速報レポート3 舞台は琵琶湖 水上ロボコン プログラミング編

活動日: 2024年 9月 16日(月)、9月 23日(月)、10月13日(日)
活動場所: 滋賀県大津市 大津港研究室
参加人数: 小中学生  9人 / 高校生 1人 / 指導者 4人 / 合計  14 人
        3日間 のべ 42人

<活動内容>
9月16日(月)、 8月のソーラーボート大会の反省会と、ソーラーボート大会のバーチャル版を製作するためのUnityというプログラミングソフトの使い方についての講義を実施しました。バーチャルのソーラーボート大会は、びわ湖トラストの大学生が中心となり、仮想の琵琶湖でソーラーボートを自分たちで制作し、ソーラーボートで競争しながら、琵琶湖の魚や水草について学べるよう作られました。滋賀県外の方や世界中の方に、誰もが楽しみながら琵琶湖や琵琶湖の自然の豊かさを体感し、環境問題や自然保全に興味を持ってもらうツールとして、今後は小中高校生にもこの大会を引き継いでいってもらいたい、という思いで、現役大学生が主講師として、講義を実施しました。



Unityを使って雪だるまを製作するところからスタートしました。なかなか難しい内容でしたが、参加者のみなさんは集中して取り組んでいました。



9月 23日(月)、縦、横、奥行きで表現された立体的な3次元データを扱うことに優れているUnityを使って、仮想空間を構築するだけではなく、コンピューター上でモデリングすることで効率的にシミュレーションできることを学びました。Unityを使えばプログラミングスキルがなくてもゲーム開発が可能です。操作方法などを覚えてしまえば、視覚的にゲーム開発ができるので、皆さんどんどん新しい知識を吸収していきました。



10月13日(日)、Unityの基本操作にだいぶ慣れてきた参加者の皆さん、講義中も笑顔と明るい声が絶えません。間違ったボタンを押してしまったり、パソコンが動かなくなってしまうトラブルが発生しても、先生たちが優しくサポートしてくれました。実際にバーチャル琵琶湖やゲームの製作をするには、更に時間をかけて知識と技術を身につける必要がありますが、まずは楽しい気持ちでスタートがきれました。子どもたちがふだんから慣れ親しんでいる琵琶湖の生き物や琵琶湖の環流などを、いつの日か自分たちの手でバーチャル空間に再現できるようになり、みんなが大好きな滋賀県と琵琶湖の自然の魅力や、地球温暖化などの環境問題について、世界中の人達に発信できる日が来るのが、今から待ち遠しいですね。



<子どもたちの感想>
・プログラミングのことがたくさん知れてとても楽しかったです。
・プログラミングのコードの組み方とキャラクターの作り方がわかって面白かったです。
・僕はScratchは得意ですが、Unityでは作ったキャラクターを動かすのが難しかったです。画面の切替の仕方がうまくできるようになりたいし、実際にゲームを作れるようになりたいです。いつか僕もバーチャル琵琶湖を作れるようになって、琵琶湖や滋賀県の自然の豊かさをたくさんの人に知ってもらえるようになりたいです。
・去年第1回E/SASV Gamesに参加して、バーチャルのソーラーボート大会に出場したので、その時のバーチャルびわ湖がこのようにして作られているんだな、と勉強になりました。パソコンの操作の仕方も前よりくわしくなりました。先生はとても優しくて面白くて、プログラミングだけでなくカメラマンをしたり色んな機械が使えたり、パソコンの修理をしたり何でもできるので、かっこいいです。またこういう講座をやってほしいです。



速報レポート1 舞台は琵琶湖 水上ロボコン 準備編
速報レポート2 舞台は琵琶湖 水上ロボコン 大会編
速報レポート3 舞台は琵琶湖 水上ロボコン プログラミング編

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