NO団体名主な企画内容
18 国立妙高青少年自然の家(新潟県) 「妙高ジュニアアドベンチャー2009 〜この夏 出会える 新しい自分〜」
14泊15日でサイクリング佐渡一周・カヤックで越佐海峡横断などを通じて自分で課題を見つけ、考え、判断し、行動、解決する能力を育成する。青少年教育施設及び全国小学校における野外体験活動を調査対象として3年後をめどに「リーダー性評価尺度」の完成を目指す、調査の対象となるプログラム。

妙高ジュニアアドベンチャー2009 実施レポート2

期 間:平成21年7月26日(日)~8月9日(日) 15日間
会 場:国立妙高青少年自然の家、野尻湖周辺、佐渡市、妙高市、上越市、長岡市
参加者:小学校5,6年生 24名(男子18名女子6名)

【第3ステージ8/2~8/4】
 第3ステージは、湖とは違う波の高い海でのカヌートレーニングを2日間行い、最終日に佐渡峡横断をリレー形式で実施した。
 波にとまどいながらも練習を始めたが、中には波に酔う子どもや思うように進まず、体力を消耗してしまう子どももいた。夜のふりかえりでは、本番に向けてどのような気持ちで取り組むかを考え話し合った。

 海でのトレーニング最終日(9日目)は天候にも恵まれ、波になれるための活動や海でのカヌー操作のこつを学んだ。  
いよいよ佐渡海峡横断当日。早朝に準備を整え 寺泊港を5時30分出港。
 漁船3隻に囲まれながら、まずは、6人の子どもたちがシーカヤックに乗り込んだ。約50分精一杯こいで次のメンバーと交代しながらの横断。全員がカヌーをつないで約11時間かけゴールの赤泊港に到着。地元の方数十人に出迎えて頂いた。                                          


8日目波の中のカヌー  

9日目みんなで波慣れ

10日目佐渡海峡横断


【第4ステージ8/5~8/7】
 第4ステージは、長距離サイクリングの本番とも言える佐渡島一周サイクリングを2泊3日の行程で実施。2泊ともキャンプ場でテント泊をした。
小木港で自転車のチェックをし、いよいよスタート。小木から入崎キャンプ場まで約70kmを3グループに分かれ佐渡の起伏激しい道のりを走った。

 佐渡2日目の入崎から姫崎まで約70kmには、佐渡で一番の難所、跳坂(Z坂)が待っている。ここでも互いに励ましや安全確認の声を掛け合い見事全員が走破した。
佐渡最終日は朝から土砂降りの天気。大雨の中を姫崎から小木まで約40km狭い道や急な坂道、暗いトンネルなど気をつけて走行。小木に到着したときはみんなで手をたたいて喜び合った。


11日目小木港での出発準備

12日目跳坂を上る子どもたち

13日目土砂降りの中の走行

【第5ステージ8/8~8/9】
 第5ステージは直江津から妙高までの上り坂のサイクリング。自然の家まで急な上り坂残り2kmを子どもたちだけで走行することに。スタッフは何も指示を出さず、ちょっと離れた後ろからついて上る。
 子どもたちは今まで学んだことを出し合い、どのように進むかを検討しあった。そして、ゴール。全員が達成感と同時に感謝の気持ちを伝えあった。

 最終日は、アンケートとふりかえりを文章に書き留めた。閉校式では、代表3名が感想を発表。自分の成長、今まで気づかなかった周りの人の優しさに触れ、感謝の気持ちでいっぱいになり、涙を流しての感想発表となった。


14日目チームのめあてを確認

15日目代表涙の感想発表



妙高ジュニアアドベンチャー2009 実施レポート1
妙高ジュニアアドベンチャー2009 実施レポート2

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