NO | 団体名 | 主な企画内容
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NPO法人 森と海の学校(山口県) |
「自然環境体験教育事業 海に学ぶ「子ども海洋冒険学校in瀬戸内海 周防灘(すおうなだ)」 」 宇部港からヨットで周防灘を一周する、2泊3日の航海を実施する。帆走理論、模型作り、ロープワークなどの基本と海洋汚染について学んでから、操船の基礎訓練を行う。活動を通して、達成感や自己肯定感、感謝の心と生きる喜びを感じる心を育む。 |
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速報レポート2 ヨットの模型を使っての「帆走理論」の学習
活動日: 2024 年10 月21 日(月)
活動場所: 森と海の学校 会議室
参加人数: 小中学生 15 人 / 大人 人 / 指導者5 人 / 合計20 人
<活動内容>
ヨットの帆走理論の学習(模型を使用)
(1) 「ヨットはなぜ風上に向かって走ることができるのか?」
(2) 操船のために必要なロープワークなどの基本訓練
ヨットによる帆走訓練を行っていると、子どもたちから「なぜ、ヨットは風上に向かって走れるのですか?」という質問がでます。
子どもたちにとってみれば、不思議でならないようです。
そこで、今回は子どもたちの疑問に対して、資料による説明ではなく、ヨットの模型を使って分かり易く説明することにしました。
まず、子どもたちに「飛行機はなぜ空を飛べるのか」と質問すると、「飛行機の翼が斜めに付いているから」とか「早いスピードで飛び立つから」などの回答が返ってきました。
白板に飛行機の翼の断面を書いて、「ベルヌイの定理」(揚力)について説明したところ、子どもたちは大きく頷いて、意外と簡単に理解した様子でした。
そこで、今度は船体の下に車輪を取り付けたヨットの模型を見せて、帆が飛行機の翼と同じ原理であること、揚力のベクトルを進行方向への力と横流れの力に分け、横流れを防ぐために、ヨットの船底にフィンキール(板)が付いていることを説明しました。
模型では車輪が横流れ防ぐ役割をしていることを説明して、ヨットの帆に扇風機で風を当てて、風上45 度まで走ることを証明しました。
子どもたちは不思議そうに見ていましたが、いろいろな方向から風を当てて、ヨットの動きを懸命に観察していました。
そして、実際にヨットに乗って、操船する日を楽しみにしていました。
速報レポート1 板前さんが教える「包丁の研ぎ方」と「魚のさばき方」
速報レポート2 ヨットの模型を使っての「帆走理論」の学習
■別年度のレポート
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