NO団体名主な企画内容
23 NPO法人自然体験共学センター(福井県) 「手作りのキャンプ場で過ごす一週間の自然体験キャンプ」
ふるさとを五感で味わう「農と食の活動」など、いくつかのプログラムを用意し、子どもたちが話し合い一週間のスケジュールを決めていき、そこにふさわしい拠点を構築する。

速報レポート1

日 時:平成22年7月10日(土)〜11日(日)
場 所:福井県福井市上味見地域
参加者:11名
指導者:団体職員
活動計画

「手作りのキャンプ場で過ごす一週間の自然体験キャンプ」実施のための会場を構築する。キャンプ場の準備・川の掃除等を行い,指導者自身が「身近な自然」、「身近なふるさと」と触れ合い親しみ、自然・生活・文化などへの興味関心を醸成し,子どもたちの活動への導入・勢い作りを行う。

活動内容

■7月10日(土)【1日目】
テーマ:自然を知る・清掃を行う
活動内容:オリエンテーション・フィールドチェック・草刈り・清掃活動

ここは福井県福井市にある上味見地区。四方山に囲まれた和に田園風景が広がるこの地で,活動が展開されます。会場は平成13年3月に廃校となった上味見小学校裏の休耕田を活用したキャンプ場。隣には小川が流れ,ツリーハウスの森や雑木林の遊び場があります。
まずは会場のフィールドチェックを行いました。安全管理・安全対策の時間を充分に確保した上で行い,危険物の撤去や柵・看板の設置,危険箇所の把握など指導者の共通理解を図りました。また同時に指導者自身が一週間子どもたちとこのキャンプ場を築き上げるイメージを膨らまします。
川の清掃活動にも取り組みました。活動フィールドとなる上味見川に入り,ゴミとなった農業用品・生活用品を拾い集めました。上流域の地域なので膨大な量のゴミが出ることはありませんでしたが,参加者の中には,「一見きれいに見える川だけど,以外にたくさんゴミが落ちていることに驚いた。」「水の中に沈んでいる針金もあり,見つけにくくとっても危険に感じた。」「お茶碗などの生活用品が多く見つかり,普段の私たちの生活がこういったことに反映されていることが良く分かった。」という意見があった。




■7月11日(日)【2日目】
テーマ:準備する・話し合う
活動内容:会場を構築する・安全対策を講じる・実施当日の打合せを行う

会場となるキャンプ場の草刈,土台の水洗い,生活テントの設置等を行いました。同時に先日のフィールドチェックを行った際に見つかった危険箇所を除去・回避・軽減の対策も講じ,環境整備の向上と安全意識の向上を目指しました。
さらに,実施に向けての打合せを行い,講じた安全対策に対するインフォメーションや残留している危険箇所の共有,活動運営においてのスケジュール,役割,参加者対応,プログラムについての協議などを行いました。
この2日間で指導者同士の繋がりを築き,目指す方向を合わせ,活動への意欲を高め合う活動が展開されました。