NO団体名主な企画内容
16 敦賀市立西浦中学校(福井県) 「第19回いかだレース」
中学生が手作りのいかだに乗り、学校前の浜から水島までの約800mを競う。学年の枠を超え、全校生徒と地域の小学校とも協力し、郷土の自然を利用した特色ある自然体験を展開。

速報レポート2

参加者:中学生8名、小学生11名
学習のねらい

いかだレースへの取り組みをふり返り,自分たちの活動の工夫した点や感想を伝え合う。 

新聞作り(8時間)

(1)めあてや作成方法の確認・・・9月6日(火)2時間
 新聞作りは,今年度3回目である。(以前に「遠足新聞」,「水島清掃新聞」を作成)紙面の充実を図るために,新聞の作り方(見出し,わりつけ等)や記事の内容・字数,写真の選択などを中心に指導をすることにした。
 めあては「伝える」。いかだ製作における苦労や工夫,いかだレースに賭ける思い,いかだレースを終えての感想などを分かりやすく伝えることである。
 用紙はA3縦で,縦に4段形式とした。内容が多いので,ページ数は2枚以上。    いかだのグループごとで作成し,計3紙を校内に掲示する。
 初日は全体指導を行った後,グループに分かれて新聞の内容とその分担を話し合い,記事の下書きに取りかかった。一人一人がこれまでの活動を振り返り,意欲的に仕事を進めていた。




(2)新聞作り講習会・・・9月9日(金)2時間
 中日新聞社の西尾さん,加藤さんに来ていただき,新聞作りについて講習を受ける。
 始めに新聞のよさについて学習。
 ・新聞はもっとも信頼できる情報で,世界も地域も見渡す事ができ,新聞をともだちにするとよい。
 ・新聞を読むことで多くの言葉を獲得でき,他の人の体験や考え方などに共感できる力もつく。 
 など,多くのことを生徒は学んだ。
 次に「取材のポイント」や「記事のわりつけ方」,「見出しの付け方」なども教えていただいた。また,以前に作成した「水島清掃新聞」を題材に,どういうところを改善するとよいかについて話し合いをおこなった。
 大変有意義な時間となり,今後の活動におけるヒントがたくさん得られた。





(3)記事の校正・・・9月20日(火)2時間
 講習会で学習したことを生かして,次のような点を中心に記事の校正を行った。
 ・主見出しや小見出しを,字数を考え,魅力的なものにする。
 ・文末の表現を工夫する。(同じ表現の連続はさせる。体言止めを効果的に使う。)
 ・自分たちはわかっていても,読者に伝わらない表現は詳しく書き直す。
 ・「伝える」ということを意識して,動きのある魅力的な表現に変える。 など
 校正が終わったら,2回目の下書きに取りかかった。





(4)記事のわりつけと清書・・・9月22日(木)2時間
 最初に記事のわりつけや記事に使う写真とその大きさなどを話し合った。清書は各自が一斉に取りかかることができないので,時間のロスがないように,清書の順番と待ち時間の仕事を確認した。
 清書や写真の選択・印刷,記事の再校正などの仕事を集中して行った。