NO | 団体名 | 主な企画内容
|
13 |
東京シュタイナーこどもの会 5年生クラス(東京都) |
「夏休み小学生体験「ぼくらの家を建てよう!」」 大工指導の元、日本古来の在来工法による本格的な木造の家を造り上げるダイナミックな自然体験活動で、努力して得られる喜びを身につける。 |
|
活動レポート1 「子ども家づくり体験その1・木を切る」
日 時:2012年3月24日(土)
場 所:神奈川県三浦半島・森戸川村
参加者:小学生10名
子どもたちの感想
●切込みを入れた後、その上にロープを引っ掛けるのが一番面白かったです。引っ掛けたロープを、滑車を使って引くという点に感心しました。
●「バキバキグワワワワワバッシャーン」という音に、びっくりしすぎて笑いがこみあげました。
●力を合わせれば、子どもだけでも大きくて重い丸太を運べるんだなーとびっくりし、うれしかったです。
●お土産に持ち帰った木の輪切りを、きれいに磨いてワックスをかけて、鍋敷きを作りました。
手伝いで参加した保護者の感想
まずは村長から、森から木を切ること意味についてのお話しがありました。
「木を切ること=環境破壊」ではないよ、という話です。
森は「手入れ=間伐」をして陽の光を入れることでもっとよく育つ。
過密すぎる森は人が入ることでもっと良い環境になる、ということでした。
いろんな議論がありますが、積極的に自然と関わってよいという教えは、
もっと多く語られるべきと思いました。
伐採した木はいざノコギリをひいたり、倒したり、決まった長さに切って運んだりするたびに、
固く大きく重い、子どもたちは森の力を感じたと思います。
伐採と言っても、ただ切るわけではありません。
ロープなどを使い安全を確保し、一つ一つ手順を踏みながら、
この先はどうなるのか/どうするのかを考えながら作業していきます。
角度、方向、重力…古来きこりさんの知識によく耳を傾け、どの子も粘り強く頑張りました。
時々、沢ガニが森にあがっていたり、放棄された鳥の巣があったりと、うれしい発見もありました。
着るものや食べるものがどこからくるか、ということを体験する機会は都市生活をしていてもあります。
しかし住むところがどこからやってくるか?というのは、なかなか体験することは難しくなってます。
伐採・皮剥きに続いて、土台を作ったり、棟上げをしたり、内装をしていくわけですが、
住むところの想像力を養える良い機会だなと、大人の自分もこれからが楽しみです。
活動レポート1 「子ども家づくり体験その1・木を切る」
活動レポート2 「子ども家づくり体験その2・木の皮をむく」
速報レポート3 「子ども家づくり体験その3・家をたてる」
プログラム検索に戻る