NO団体名主な企画内容
38 明石市立大観小学校(兵庫県) 「大観野鳥レンジャー 出勤!~守ろう!ぼくたち、わたしたちの水辺環境。鳥となかよし、大観のまち~」
子ども野鳥レンジャーとして、地域の自然を「知る」「守る」「知らせる」ための数々のミッションにチャレンジ。校区内の自然調査から始まり、明石川の源流観察へと活動の幅を広げ、山や森から身近な川へと自然や命がつながる様子を体感し、子どもたちの視野を広げる。

活動レポート5 『明石川源流から河口まで』

日 時:2013年9月19日(木) 9:00~15:20
場 所:明石川源流~河口
参加者:大観小学校3年生児童41名 教員2名
協力者:明石のはらくらぶより1名、東播磨水辺地域づくり課より1名

今回は、いつも教室からも眺められる明石川の源流付近はどうなっているのか、また河口
に行くにつれどのように川の様子は変化するのかをテーマに活動を行いました。
明石川源流は、神戸市北区山田町藍那にあります。ここまでバスで行き、神戸市立藍那小
学校のすぐ東を流れる明石川の源流を求めて山道を歩きました。


大きなムカデがいました

野栗が落ちていました


先頭にしっかりついて歩きます

キノコ発見!

途中で見つけたクズの葉で「クズ鉄砲」を教えてもらいました。
軽くにぎった手にクズの葉をのせて少し押してくぼませます。それを思いっきりたたくと「パン!」と鳴ります。みんな夢中で「パンパン」鳴らして遊びました。




せっかくなので、谷まで下りてみました。
このあたりは「蛇谷」というそうで、その名の通り色々な蛇が出るそうです。足元に気をつけて一人ずつ下りて、川の水をさわってみました。すごく冷たかったようです。石もゴツゴツしていて、少し歩きにくかったようです。


源流付近の川の様子


30分ほどかけて次の目的地、住吉神社につきました。ここでは、昼食をとり、川遊びです。




ここでは、カエル、ブルーギル、おたまじゃくし、小さなエビをみつけました。
川の石は、源流付近と違って、ずいぶんと丸くなっていました。

住吉神社を出発し、明石川を車窓より眺めました。





だんだんと、川幅が広がっていきます。
上明石橋の北側で、取水口を確認しました。
ここから普段使っている水道水のもとをくみ上げ、野々池へ送ります→


伊川と明石川の合流点

近くの木にたくさんの枯草やごみがひっかかっていました。これも台風18号のつめあとです。

このあたりの石は丸いものが多かったです。「じゃがいも石」と名づけました。


明石川河口付近


ここにも台風18号のあとが・・・。水位が上がっていた証拠です。
たくさんの枯れ木、枯草、ペットボトルに野菜、ビニール袋など様々なゴミがありました。
歩くと「パキパキ」と音がしました。


河口には、たくさんのカワウ、ウミネコがいました。

明石川25kmの旅(観察)の終わりです。

最後に、児童の感想をいくつか紹介します。

  • 最初は細いけど、どんどん太くなっていくのがわかりました。
  • 源流付近は幅がすごくせまくて水がきれいだったけど、河口に近づくと幅が広くなって、水がにごっていました。
  • いろいろな川がつながり合って大きい明石川になったということがわかりました。
  • 源流はすごくきれいだったのに、だんだんゴミが増えてきたなくなっていたから、川を大事にしていかないといけないなと思いました。
  • 川の流れの速いところと遅いところがありました。
  • ゴツゴツの石は、川の中でけずられてつるつるの石になることを知りました。
  • 集中すると、「ゴー」とか「チョロチョロ」といういい川の音が聞こえてきました。



活動レポート1 『オリエンテーション』
活動レポート2 『明石川・河口付近にて野鳥観察 (1)』
活動レポート3 『明石公園にて野鳥観察 (1)』
活動レポート4 『明石川・河口付近にて野鳥観察 (2)』
活動レポート5 『明石川源流から河口まで』
活動レポート6 『明石川・河口付近にて野鳥観察 3』
活動レポート7 『明石公園にて野鳥観察 2』

プログラム検索に戻る