NO | 団体名 | 主な企画内容
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京都市野外活動施設 花背山の家(京都府) |
「『わんぱくちゃれんじキャンプ』~自然大好きっ子、あつまれ!~」 学校行事で実施している自然体験宿泊学習では体験できないサバイバル的なキャンプを体験し、冒険心・忍耐力・独立心を養う。さらに、仲間と協力する大切さを知り、生きる力を高める活動を行って、市内小・中学校の宿泊学習の事業をバックアップする。 |
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速報レポート2
参加者:児童20名、学生スタッフ10名,山の家スタッフ3名
8月19日(水)第2日目
<6:00 起床・朝の集い>
気温22度!さわやかな朝をむかえました。テントサイトはシーンと静まりかえっています。まだ子どもたちは熟睡しているのかな?と思いきや,早朝5時頃から子どもたちは,テントを抜け出しテントサイト下まで行き,班つきのお兄さんやお姉さんが起きてくるのを待っていたとのことです。
さすが,自ら希望して参加してくれた元気な子どもたちに驚きです。
さわやかな朝をむかえました
朝のダンスで体を動かしました
朝の集いは7時予定でしたが,全員そろったところで,少し早目に行うことができました。
みんなで朝の体操(ダンス)をした後,昨日の活動を振り返って,各班に「がんばり絵馬」が授与されました。
表彰式で記念の絵馬をもらいました
<7:30 朝食>
朝食は簡易野外炊事
パックドックを作って食べました
うまく焼けるかなあ?
2日目の朝食は,花背山の家推奨の野外炊事です。牛乳パックを使って作るホットドック「パックドック」です。コッペパンにキャベツ,ウインナーソーセージ等をはさんで,アルミ箔に包み牛乳パックに入れて燃やすと出来上がりです。今や全国的に広まっている定番の簡易野外炊事メニューですが,30数年前に京都市小学校野外教育研究会(小学校教員)のメンバーで考案し命名したメニューです。調理器具を使うことなく短時間でできる簡易野外炊事です。
<9:00 魚つかみ>
わんぱくチャレンジキャンプの2日目は,サバイバル野外炊事に挑戦です。まずは地元花背地域の清流に生息している魚「イワナ」をつかんで,自分たちでさばいて塩焼きにします。
天然の「イワナ」は獲ることは難しいので,地元で養殖している「イワナ」を50匹持ってきていただき,放流して魚つかみを行いました。
服がびしょ濡れになっても気にせずに魚を追いまわし,次から次へ手づかみする男の子もいれば,初めて魚にさわるを3年生の子どもたちや,ぬるぬるした魚が気持ち悪いと言って,なかなかさわれない女の子もいました。最後は,班つきのお兄さん,お姉さんに励まされて全員がつかむことができました。
魚つかみでおおはしゃぎ
はじめて魚をつかんでにっこり
<10:00 サバイバルクッキング 魚の塩焼き>
魚つかみでぬれた服を着替えて,野外炊飯場に移動して,いよいよサバイバルクッキングのはじまりです。
真剣な表情で魚をさばきました
本格的に炭をおこして塩焼きです
まずは,命の学習をした後,獲りたての魚さばきに挑戦です。一人一匹自分の食べる魚は自分でさばきました。3~4年生の子どもたちには,少し難しい活動になりました。中には魚の身がほとんどなくなってしまう子どももいましたがなんとかできあがりました。いい経験でした(笑)
<サバイバルクッキング 鳥の丸焼き(岩塩焼き)>
次に挑戦したことは,鳥の丸焼きです。昨日まで生きていた「ニワトリ」をスタッフがつぶして,子どもたちに見せました。頭も足もついたままのニワトリを見て,思わず目をそむける女の子が何人かいました。ちょっと刺激が強かったかな?とスタッフ一同反省しましたが,出来上がった丸焼きを「おいしい,おいしい!」とパクついていたのは,目をそむけていた女の子でした。(笑)
鳥の丸焼きにも挑戦です
岩塩焼きにしました
<サバイバルクッキング 竹ごはん>
サバイバルクッキングの定番は,竹でご飯を炊きます。前日から水につけておいたお米を竹筒の中に入れ,直火で炊きます。竹が黒焦げになり,炊き汁が出なくなれば出来上がりです。
簡単そうで意外に難しい竹ごはん作りです。万一失敗した時のために,子どもたちは,大きな鉄板で「焼きそば」も作りましたが,見事成功しました。
<流しそうめん>
その他,スタッフ料理として,「流しそうめん」も行いました。
すべての料理が少し多めに作ったので,花背山の家の職員さんも招待して2日目のお昼は,豪華な野外パーティーになりました。
大成功の竹ごはん
流しそうめんも子どもたちに超人気
<14:30 フィールドアスレチックに挑戦>
初めて経験したサバイバルクッキングでの昼食も終わり,おなかいっぱいになったところで,食後の運動でフィールドアスレチックに挑戦しました。た。
どの班もすっかり打ち解けて,ファミリーになっています。
のりのりの子どもたち
アスレチック最高!
広大なアスレチック内を所せましと走り回って,何回も何回も繰り返して挑戦する子どもたちは,疲れ知らずでした。スタッフは寝不足で疲労がたまっていたようですが,子どもたちが怪我をしないように下から見守っていました。
<19:00 キャンプファイヤー>
わんぱくチャレンジキャンプ2日目の夜は,キャンプファイヤーを行いました。本来ならば,あと2~3泊して最後の夜をキャンプファイヤーで締めくくれば,思い出多き感動的な活動になるのですが,2泊3日では盛り上がりに欠けるのではないかと心配しました。しかし,経験豊富なスタッフの巧みな話術や雰囲気作り,学生ボンティアさんの若さあふれる出し物等で大いに盛り上がりました。
各班からの出し物も班つきのお兄さん,お姉さんとよく相談して,歌ありダンスあり寸劇ありで,みんなで大いに楽しみました。予定の2時間があっという間に過ぎました。
班長の点火の儀式
最後の夜はキャンプファイヤーで大いに盛り上がりました。
<22:00 就寝>
反省会後,キャンプファイヤーの興奮が冷めやまず,テントに入ってもなかなか眠れず,テント内では,しばらくの間,話し声が聞こえていましたが,11時前には寝息に変わっていました。やはり疲れはたまっていたのでしょう。
速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3
■別年度のレポート
2011年度 小学生野外活動クラブ『花背山の子クラブ』 実施レポート
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