NO団体名主な企画内容
42 府中町立府中北小学校(広島県) 「トムソーヤプログラムⅠⅡⅢ」
1年生と6年生が思いっきり一緒に遊んだあと、たくさんのホットケーキを焼くことにチャレンジ。4年生が環境学習で森林伐採で伐採した木の枝を使って、2年生と一緒に焚火でパンを焼く。5年生が理科の時間に育てる大豆を使って、3年生と一緒にずんだ餅・きなこ餅・味噌を作る。全校児童が一丸となり兄弟学年となって活動する企画。

速報レポート2

実施日 9月28日(月)参加児童数 84名

トム・ソーヤースクール企画コンテスト第2弾,2,4年生が「まきまきパン」作りに挑戦しました!


『間伐体験で木の棒を取りました』


 「環境」をテーマとして総合的な学習の時間に取り組んでいる4年生が地域団体の「みくまりの森サポートクラブ」の方々のご指導の下,森林の環境整備のため「みくまりの森サポート大作戦」で間伐に挑戦しました。間伐のほか粉砕機による木材の粉砕(チップ化)も見せていただきました。
その間伐作業の中で,トム・ソーヤースクール企画コンテスト「まきまきパン作り」で使う木の棒(太さ3~5cmの枝)を取って来ました。
「どんなパンができるのかな。」
「どうやって作るのかな。」
「2年生は喜んでくれるかな。」
などと「まきまきパン作り」に胸を膨(ふく)らませていました。


『パンの生地って膨(ふく)らむんだ!』


パン生地を作るために強力粉や塩・砂糖などを量り取り,ドライイースト・卵・水を加えてこねました。「卵はよく溶きほぐしてから混ぜましょう」との担任の言葉に子どもたちは???な顔。
「溶きほぐす」の意味が分からなかったようです・・・。
材料を混ぜ合わせ,ビニール袋に入れて日向(ひなた)に置いておくと好天も手伝ってくれ生地は発酵してふっくらと膨らみました。
「わ~,生地って膨らむんだ」
「もちもちしていて気持ちいい」
「このままでも美味しそうだ!」
取ってきた木の棒にアルミホイルを巻きつけ,準備完了!
いよいよ2年生と合流して「まきまきパン作り」の始まりです。


『いっしょにまきまき~♪』


間伐作業で取ってきた木の棒にアルミホイルを巻きつけ,さらにその上に出来立ての生地を巻きつけていきます。
ここでもまた,子どもたちの???顔。これから生地を巻こうというのに,アルミホイルを巻いた木の棒を地面に置こうとするので,
「これから生地を巻きつけるのに,地面に置いたらアルミホイルに土が付いてしまうでしょ。テーブルか柱に立てかけておきなさい。」
との担任の声を聞いて,またまたテーブルにベタッと置きそうになり,これが「たてかける」です。
「立てかけておきなさいって言ったでしょ!」
「た・て・か・け・る??」
やってみせると
「あ~,なるほど!」
やっぱり体験です。ビニール袋から生地を取り出し,アルミホイルを巻いた木に巻きつけていきます。
「お酒のにおいがする」と発酵の香りを表現した2年生。
ピア学年の2年生の手を取って巻き方を教えたり「うまい,うまい」とほめたりしながら活動する4年生,ここでもお兄さん・お姉さんらしさを垣間(かいま)見ることができました。


『かりっ, 熱々のパンがやけたよ!』


いよいよ木の棒に巻きつけた生地を炭火でこんがりと焼き上げていきます。炭火からの距離を調節したり,お互いの生地がくっつかないように調整しながら上手に焼いていきました。
ここでも焼く位置を2年生に譲る4年生の姿がありました。
少し焦げてしまったパンやまだ少し生っぽいものもありましたが,焼きたてのパンにジャムやクリームを塗り,舌鼓(したづつみ)を打っていました。

「おいしいね~!」
「インドのナンだ!」
「バーベキューみたいだ」
「炭の香りがいいね~」
給食前なのに,お腹いっぱい,大満足。
2年生も4年生も,トム・ソーヤー企画でなければできない,わくわくする貴重な体験をしました。



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