NO団体名主な企画内容
42 府中町立府中北小学校(広島県) 「トムソーヤプログラムⅠⅡⅢ」
1年生と6年生が思いっきり一緒に遊んだあと、たくさんのホットケーキを焼くことにチャレンジ。4年生が環境学習で森林伐採で伐採した木の枝を使って、2年生と一緒に焚火でパンを焼く。5年生が理科の時間に育てる大豆を使って、3年生と一緒にずんだ餅・きなこ餅・味噌を作る。全校児童が一丸となり兄弟学年となって活動する企画。

速報レポート4

実施日:10月13日(火)参加児童数:109名

トム・ソーヤースクール企画コンテスト第4弾,1,6年生が「わらっちゃうくらいたくさんのホットケーキを焼こう」を実施しました!


『野外でホットケーキ』

ピア学年の1年生と6年生がたっぷり遊んだ後,いよいよお楽しみの「ホットケーキ作り」にチャレンジしました。
初めに活動の流れを確認した後,野外でのかつどうということでホットケーキの粉の入っている容器に直接牛乳を入れてシャカシャカ振って混ぜました。

そしてその容器から直接生地を出して焼くのです。これならボールを汚すこともありません。
野外でたくさんのホットケーキを焼くのにピッタリのアイデアでした。



『焼けてきたぞ~!』

次に,熱した鉄板にバターを広げて生地を置き,どんどん焼いていきます。初めはおっかなびっくりだった子どもたちも次第に要領がよくなり,次々にホットケーキを焼いていきました。自分がやりたい気持ちを抑えて1年生にヘラを握らせ「それはそろそろひっくり返してもいいよ。」「一回やって見せるからよく見てて。」「鉄板が熱くなっているから気をつけてね!」など1年生に声をかける6年生。
「わ~,焦げちゃった。」「まだ早いよ。」固まらないうちにひっくり返そうとしてぐちゃぐちゃになって
しまった生地を何とか丸くまとめている姿に6年生の成長を見ました。
6年生が上手にホットケーキをひっくり返しているところを見て「お姉ちゃんはやっぱりすごい!」と言って感心している1年生の姿と発言にピア・サポートの良さ,異学年交流の大切さを感じました。


『いよいよ飾りつけ。』

焼きあがったホットケーキをお皿に盛り,チョコレートクリームやメイプルシロップ,バナナやみかんでデコレーション。みんなで上手に食材を分け合っていました。デコレーションを終えるといよいよみんなで「いただきま~す」給食後なのに,もりもり食べていました。
「もう,おなかいっぱい!」と言いながらも次のホットケーキを頬張(ほおば)る1年生をニコニコ笑いながら見つめている6年生の姿が印象的でした。

まさしく「わらっちゃうくらいたくさんのホットケーキを焼こう!」です。「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますが,これですね。まして一緒に作るところから始めたのですからピア学年の1,6年生の絆がますます深まったように見受けられました。




『お兄ちゃん,大好き!』

食べ終わり,6年生にもぐりついて,じゃれ合っている1年生の姿に「子どもたちが本当に求めているものはこれなんだ。」と感じ取ることができました。ゲームや漫画では得られない人と人との交わりの楽しさを満喫しているようでした。6年生もまんざらでもないようで,楽しそうに1年生の相手をしていました。
スキンシップの大切さ,ピア・サポート活動の意義をあらためて感じることができる活動でした。

○まきまきパン作り,大豆を使った食べ物づくり,ホットケーキづくりと,子どもたちはピアの学年で普段はできない活動を体験させていただき,それぞれ成長し,たくさんの思い出を作ることができました。本当にありがとうございました。



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