NO | 団体名 | 主な企画内容
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42 |
府中町立府中北小学校(広島県) |
「トムソーヤプログラムⅠⅡⅢ」 1年生と6年生が思いっきり一緒に遊んだあと、たくさんのホットケーキを焼くことにチャレンジ。4年生が環境学習で森林伐採で伐採した木の枝を使って、2年生と一緒に焚火でパンを焼く。5年生が理科の時間に育てる大豆を使って、3年生と一緒にずんだ餅・きなこ餅・味噌を作る。全校児童が一丸となり兄弟学年となって活動する企画。 |
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速報レポート3
活動日:10月10日,参加児童数:11名,地域指導者:5名
トム・ソーヤースクール企画コンテスト第3弾,「大豆を用いた食品づくり第2弾」として,「ずんだ餅,きな粉餅づくり」に続いて5年生有志が集まって地域の方々のご指導の下,「味噌作り」に挑戦しました!
『味噌は時間が経つと赤味噌に?』
初めに地域の方々に味噌の作り方についてのお話をしていただき,今回使う材料についての説明を聞きました。国産大豆・米こうじ・天然塩のみです。続いて同じ味噌の8ヶ月もの,1年半もの,2年ものの違いを見せていただきました。
その色の変化から
「時間が経つと赤味噌になるんですか?」との質問に
「色はそんなふうに見えても赤味噌になる訳ではありません。赤味噌は別の作り方があるんですよ。」
とのお答えでした。
『大豆が枝豆に戻った!』
一晩水につけ,4時間コトコト煮込んだ大豆を見て,始めの堅い豆の状態と比べてその量との違いに驚き
「こんなに膨(ふく)らむんだ!」
「色は違うけど,大豆が枝豆に戻った!」
といった感想が聞かれました。
「大豆の水を切ったら,すり鉢に入れて豆をつぶしていきます。少々粒が残っていてもいいですよ。後で使うので煮汁は捨てずに取っておいてください。」
という注意を聞いた後,子どもたちはずんだ餅づくりの経験を生かして上手に大豆をすりつぶしていきました。
『できるのが,待ち遠しいな』
大豆をすりつぶす行程を終えると,米こうじを丁寧に砕(くだ)いて塩とよく混ぜ合わせます。これをさきほどすりつぶした大豆にしっかり混ぜ合わせていきます。このときの硬さ調整に先ほど取っておいた煮汁を使います。
「しっかり空気を抜くのがコツですよ。」
との地域の方の言葉に一生懸命練っていました。十分に混ぜ合わせ,煮汁で硬さを調整しながら,耳たぶくらいの硬さになったら手のひらで握ってゲートボールのボールくらいの大きさの「味噌だんご」を作りました。
その味噌だんごをみそ樽に敷いたビニール袋に空気を抜くようにたたきつけながらひとまとめにして入れていきました。表面を平らにしてその表面に「化粧塩」という塩を振りかけて重しをのせ,ビニール袋の空気を抜くようにしてその口をひもでくくりました。
「このまま冷蔵庫に入れて3ヶ月ほど待つと美味しい味噌になりますよ。」
との言葉を聞いて,3ヶ月後が楽しみになりました。
まずはみそ汁を作って味わう予定です。
『ゆず味噌,おいしい~♪』
作業を終え,地域の方々と一緒に記念写真を撮りました。
その後,地域の方が持ってきてくださった「ゆず味噌」が登場し,みんなで味わいました。子どもたちにも大好評でみんな「美味しい,美味しい」といって味わっていました。
「ゆず味噌」に興味を持った一人の5年生がその作り方を聞いて,熱心にメモを取っていました。
「家に帰ったら,自分でも作ってみよう!」と張り切っていました。
何事にも興味を持って取り組む姿勢に感心しました。
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