NO | 団体名 | 主な企画内容
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独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立能登青少年交流の家(石川県) |
「石川縦断キャンプ「ACTIVE2016」」 白山登山のあと、白山麓から能登半島最先端の禄剛崎までの約245kmを、サイクリングで移動する石川県縦断プログラム。11日間の体験を通して、目標に向かって協力して取り組む力、課題に対してねばり強く取り組む力を育む。 |
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速報レポート2
参加者:小学5・6年生18名
スタッフ12名
10泊11日の5日目!
日 時:平成28年8月4日(木)
場 所:石川県立白山青年の家、舟岡山スポーツ施設多目的広場
今日から第3ステージ「チャレンジステージ」です。長く、きついサイクリングに対し、あきらめずに挑戦し、仲間と相談しながらやり抜くことで仲間の大切さを実感するステージです。
芝生広場でテント泊をした子供たちは、朝から元気いっぱいです。嬉しいことは、テントの設営や片付け、食事の準備など、ボランティアスタッフの力を借りなくても、チームで協力しながらできるようになってきたことです。スタッフも「自分でできることは自分で」のスタンスで子供たちを見守っていくようにしていきます。
午前中は、近くの竹林で竹を伐採し、竹細工に挑戦しました。子供たちは小刀を使って自分だけの箸を作りました。お昼ご飯は、流しそうめんに竹ご飯と竹づくし。暑くても、子供たちは食欲旺盛。竹の箸と器を使って美味しそうに食べていました。
午後は、全国に2000社以上ある白山神社の総本社である白山比咩神社へ行きました。一つ一つ参拝の仕方を学びながら、ACTIVEの成功を祈願しました。
夜の振り返りでは、サイクリングの目標について、話し合いました。6人で顔を突き合わせながら活発に話し合う姿は、1日目のぎこちない雰囲気から大きく変化してきました。6人のチームの結束力が高まってきました。
キャンプも中盤に入り、疲れも出てくる頃。体を休めながら、さらにチームの力を高めていきます。
10泊11日の6日目!
日 時:平成28年8月5日(金)
場 所:石川県立白山青年の家、国立能登青少年交流の家
今日は、このキャンプで最も長い約79kmを自転車で走りました。
長い距離を初めて走る期待と不安。照りつける太陽が子供たちの体力を奪いました。
それでも子供たちは、前日の振り返りで話し合った目当てを意識しながら、懸命に走りました。石川県の海岸沿いを左手に見ながら、それぞれの班が自分たちのペースで走りました。
「ファイト~!」「がんばろ~」。最後まで大きな声を出しながら必死に走り切る姿を見て、スタッフ一同、胸が熱くなる思いでした。
ゴールは、国立能登青少年交流の家。先に着いたチームが、一番最後になったチームを温かく出迎えている様は、チームの壁を超え、18人が一つになった瞬間でした。
毎日行っている夜の振り返りの時間。翌日のルートについて話し合いました。これまでボランティアスタッフに付いていくだけだった道のりが、能登島では、子供たちだけで地図を見ながら目的地まで走るプログラムになります。「どのルートを通るのか」についての話合いが延々と続きました。途中、班の意見が分かれ衝突もありました。それは、決して悪いことではなく、出会って6日目の子供たちが何でも言い合える関係へと変わってきたということだと思います。
子供たちがさらに成長する姿を今日も期待して、能登島へ行ってきます。
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