NO団体名主な企画内容
19 独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立能登青少年交流の家(石川県) 「石川縦断キャンプ「ACTIVE2016」」
白山登山のあと、白山麓から能登半島最先端の禄剛崎までの約245kmを、サイクリングで移動する石川県縦断プログラム。11日間の体験を通して、目標に向かって協力して取り組む力、課題に対してねばり強く取り組む力を育む。

速報レポート4

参加者:小学5・6年生18名
    スタッフ12名
10泊11日の9日目!

日 時:平成28年8月8日(月)
場 所:石川県立能登少年自然の家

1日能登少年自然の家に滞在し、午前は大型カヌー、午後はレクリエーションをしました。
大型カヌーはこれまでの行程で培ったチーム力が試されるプログラム。6人が息を合わせないと前に進めません。この日は風が強くて苦戦しました。それでもチームでかけ声を工夫し、頑張りました。子供たちは透き通った能登の海で、さらにたくましく成長しました。
午後はボランティアスタッフが企画したレクリエーション。キャンプ初日からずっと行動を共にしてきたボランティアスタッフと子供たちは、何でも言える兄弟のような関係になっていて、みんな笑顔で楽しんでいました。ボランティアスタッフは、ほとんど子供たちと一緒に生活するため、寝る時間を惜しんでこの日のレクリエーションを考えていました。チームの信頼を確認するレクリエーションをすることで、最後のサイクリングに向けての気持ちを高めていきました。
夜の振り返りでは、家族からの手紙を渡し、一人一人が家族の思いを知りました。恥ずかしそうにしながら笑顔で手紙を読んでいる子供。溢れてくる涙を抑え切れず、泣きながら何度も何度も繰り返し手紙を読んでいる子供。しんと静まり返った体育館は、子供たちのすすり泣く音だけが響き渡りました。
家族、スタッフ、そして苦楽を共にしてきた仲間。多くの支えを感じてラストチャレンジ、ゴールの禄剛埼を目指します。









10泊11日の10日目!

日 時:平成28年8月9日(火)
場 所:石川県立能登少年自然の家、禄剛崎、国立能登青少年交流の家

いよいよあと2日。最後の第4ステージ「旅立ちのステージ」となりました。達成感を感じるとともに、自分の成長を見つめ、これからの自分の生き方について考えることがねらいです。
能登少年自然の家を出発し、ゴールの禄剛崎を目指しました。どのチームもラストチャレンジとあって、出発前から「早く出発したい」と前向きな気持ちにあふれていました。これまで幾度も厳しい坂道を登り、乗り越えてきた子供たちは、あえて苦しいことにチャレンジしたいという気持ちにまで高まっていました。
最後の急な坂道。ひと漕ぎひと漕ぎに思いを込めてペダルを踏む子供たち。どの子供も、仲間の励ましを受け、最後まで自分の力でやり遂げたいという思いが伝わってきました。歯を食いしばっているその表情には、心を打たれるものがあり、一人一人の大きな成長を感じました。
禄剛崎の灯台に歩みを進め、チームごとにゴールした瞬間は、どの子供も最高の笑顔を見せていました。仲間と苦しい思いを共有した時間の終息とともに生まれる達成感。子供たちの心には、これまで経験したことのない感情が沸き上がったことと思います。
明日は、閉講式。自分の成長を家族に見てもらう大切な日。それぞれの子供が思いをもって語る姿が楽しみです。













10泊11日の11日目! 最終日

日 時:平成28年8月10日(水)
場 所:国立能登青少年交流の家

7月31日から始まった石川縦断キャンプACTIVE2016も今日で最終日。朝は、感謝の気持ちをもって、251kmを走り切った自転車を磨きました。
その後行われた閉講式では、久しぶりに保護者と対面しました。白山登山や、石川県を自転車で縦断するという大きなことを成し遂げた子供たち。保護者の皆さんの目には、どのように映ったのでしょうか。
一人一人がこのキャンプの感想を語る時間。テーマは「成長」です。成長したと思える自分を思い思いに語りました。困難なことを乗り越えた子供たちは、自信に満ち溢れ、堂々とした態度で語っていました。このキャンプで気付いた大切な言葉。それは「協力」「励まし合い」・・・それぞれが実感のこもった言葉で語りました。
また、子供たちの活動を親身になって支えたボランティアスタッフも子供たちに向けて言葉を述べました。いつも子供に寄り添い、子供と向き合ってきたスタッフ。話を聞いていた子供たちの表情は真剣そのものでした。
最後に、スライドショーを観ました。11日間の出来事、その時の思いをみんなで共有した時間でした。笑いあり、涙あり、時にはけんかしたことも・・・。最初はぎこちなかった関係も、11日間で何でも言い合える仲になりました。1枚1枚の写真の表情は日を追うごとに変化し、たくましくなっていっているように感じました。
ACTIVEでの経験が、子供たちが成長するきっかけとなることを信じて、石川縦断キャンプACTIVE2016は終了です。
参加した18人の子供たち。これからも、困難なことと向き合い、たくましく生きてください。こんなに頑張れたことは、必ずみなさんの支えになることでしょう。応援しています。









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