NO団体名主な企画内容
48 体験活動協会FEA(福岡県) 「こども創意工夫塾」
生き物を探す、基地を作る、つくって遊ぶ、冬らしさを探す、などをテーマに子どもたちの創意工夫を育むための、通年型の自然体験活動。

「こども創意工夫塾」 冬らしさをさがす [2007.12]

 場  所:大濠校(大濠公園、舞鶴公園・福岡市内)、太宰府校(都府楼跡、市民の森・太宰府市内)

 <一日の流れ>

こっちにおいで

10:00  集合
10:20  移動(道草歩き)
11:00  公園到着(休憩)
11:00  自己紹介、名札作り
11:20  野外仲間遊び(色つき鬼・だるまさんの1日・へびジャンケン)
12:00  昼食準備
12:10  昼食(テーマソング)
12:50  お話し(イメージ誘導)
14:30  うれしい休憩(おやつの時間)
14:45  学びの深化(振り返り・分かち合い)
15:00  移動(道草歩き)
15:30  一日の活動報告、解散

 <1日の様子>

12月のこども創意工夫塾、寒さを吹っ飛ばして出発です。
やっと冬らしくなった今回は、ついつい近くにいる友達に寄り添う様に歩きました。
もちろん道草は忘れません。寒くても、やっぱり水辺を歩きます。
中には水の中に足を入れる子もいました。肌で冬を感じていたのでしょう。
公園に到着後は野外仲間遊び。自然のものを使った色つき鬼をしました。
この季節は葉っぱの色が色々あり、珍しい色の葉も見つけることができました。
思いっきり遊んだ後は、昼食です。お箸を持つ手を温めながら、食べている子も・・・。

午後からはいよいよテーマ活動です。いくつかのグループに分かれて活動しました。
「冬らしさをさがす」と言ってもピンと来ないようでしたが、ディレクターからの話しを聞いて
「冬にしか見られないもの」「春や夏にあって今、無いもの」をヒントに冬らしさを探しに出発しました。
山に突き進むチーム、池に入るチーム、ひたすら歩きまわるチーム、チームによって行き先はさまざま
途中滑り台をつくり遊びながら進んでいるチームもいました。
チームごとにうれしい休憩を取りおやつを食べました。
おやつの袋を破るのが困難になってくるこの季節、おやつを食べるのも必至です。
鼻水が出ていることも気がつかないのか、おやつが優先なのか・・・そんな姿もしっかり冬らしさでした。

最後に全員合流して、
どこで何を見つけてきたのか?どんなものを拾ってきたか?どんな生きものを見たか?
などを発表(ふりかえり)しました。
なかには食べられる木の実をたくさん袋に入れて、それを潰して「ジュース」と言ってる子もいました。
それぞれ宝物を手に、駅へと向かいました。

 <ディレクター西(ハル)より>

体温まったかな?

いつも元気に走りまわり、寒くても水の中に入ろうとする子ども達も
やっぱり動きの少ない昼食時間は寒そうにしていました。
そこで、「どうしたらこの寒さを凌げるか・・・?」
子ども達も考え、行動し始めました。
ゆっくりと友達に近づき座る子、カッパを着る子、
温かい飲み物を飲む子、傘を風よけに使う子、
タオルなどを首に巻く子、それぞれに方法は違いましたが
体で冬を感じた一番の時間だったと思います。

食べられる木の実を見つけた時、きれいな葉、変わった葉を見つけた時
子ども達が口にする言葉があります。
「お母さんに持って帰る」「おうちのお土産にする」です。
手に集め、袋に入れたりもしますが
活動中に落としたり、袋が破れたりすることがあります。
でも、子ども達の気持はいっぱい詰まっていることでしょう。



こども創意工夫塾 実施レポート(1)
こども創意工夫塾 実施レポート(2)
こども創意工夫塾 実施レポート(3)
こども創意工夫塾 実施レポート(4)

■別年度のレポート
2009年度 大自然まるごと野外塾 〜屋久島キャンプ〜 実施レポート

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