NO団体名主な企画内容
20 NPO法人暮らし・つながる森里川海(神奈川県) 「"子どもが元気、いきもの元気、地域が元気「湘南いきもの楽校水ガキ養成講座」"」
"ヤギ島探検ツアー、カヌー&ガサガサ魚採り、ウナギの保護活動、源流域での皮むき間伐体験、定置網漁見学と海のいきもの調べ、ちびっこ水族館づくりなどを展開する。平塚市が進める生物多様性保全活動に関わる活動もある。"

速報レポート1 暮らしの近くの冒険体験 カヌー&ガサガサ魚とり

期日:2019年7月21日(日)晴れ
所:相模川神川橋下流
参加者:88人(子供35人・大人31人、講師2、スタッフ20人)
水ガキ復活を願って

 川で遊ぶ子どもたちのことを川ガキや水ガキと呼びますが、今や、絶滅危惧種。
 ここ相模川でも滅多に出会うことができません。なんとかせねばと昔のガキ大将が乗り出し、水ガキ養成講座に取り組んでいます。
 今年は天候不順で前2回が中止になるなど、ヤレヤレのスタート。今回も開催が危ぶまれましたが、スタッフの願いが天に通じてか、子どもたちの元気な声に出会うことができました。

源流域の子どもたちも参加

 今回の催しは、私たちと共に相模川のいい川づくりに取り組んでいる「桂川・相模川流域協議会」と協働で実施しました。源流域の山梨県の子どもたち、神奈川県の相模原市・平塚市・茅ヶ崎市・寒川町の子どもたちが集まり、カヌー体験、いかだ遊び、ガサガサ魚とりを楽しみました。4回目で相模川流域全体の取り組みへと発展しました。
 普段、子どもたちは、川は危険だから遊んではいけないと言われていますが、この日ばかりは昔のガキ大将やお魚の先生、カヌーイストらのサポートがありますので、川遊びを満喫できます。あちこちで、「今日は楽しい」「面白い」というはしゃぎ声が聞こえてきて、おじさんたちは大満足。「やってよかった」の一瞬であります。
 ガサガサ魚とりでは、ゴクラクハゼ、ボウズハゼ、ヌマチチブ、スミウキゴリ、マハゼ、アシシロハゼ、ボラ、アユ、ニホンウナギ、メダカ、ヨシノボリ類稚魚、モクズガニ、テナガエビ、スジエビ、ヌマエビ、ウシガエル(オタマジャクシ)、ヒラタドロムシ、キベリマメゲンゴロウ、アメンボ、コオニヤンマ、サナエトンボ類のヤゴなどが見つかり、みんな大興奮。「次はいつやるの」とリクエストが来るほどの人気ぶりでした。
 主催者として、スタッフや指導者の確保、募集活動、カヌーやライフジャケットの準備、テントや網、バケツ、水槽の確保、保険の加入、簡易トイレの準備、安全管理体制の構築、下見の実施等、かなりのエネルギーがかかる催しですが、ちびっ子の笑顔がすべてを消してくれます。スタッフに感謝。やりがいのある一日となりました。


安全管理に気を使います。川が浅く、サポートしやすい場所です。

いかだ遊びも人気です。

この笑顔に会いたくて!大変だけど毎年開催してしまいます。


熱中!ガサガサ魚とり。自然とのふれあいが子どもたちを夢中にさせます。

何が採れたかな。この真剣な眼差し。種類や特徴など、講師の先生に教えてもらいます。

たくさんの魚が採れました。



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