NO団体名主な企画内容
22 横浜市立大岡小学校(神奈川県) 「こちら横浜やきもの研究所!〜伝統と環境を未来につなごう〜」
"地元横浜の粘土を探して陶土を作り、地域の桜並木の間伐材の灰を釉薬に使う、陶器の地産地消を目指した体験活動。また、子どもたちが自ら企画した環境保全活動や地域活性化をねらった陶器市の開催も行う。"

速報レポート4 粘土を作ろう

活動日:令和元年6月17日・6月24日
参加者:児童34名  教職員1名 

 採取した土を乾燥させてふるいにかけ、水を入れてこね、粘土を作りました。
 粘土らしきものにはなったものの、「この土が本当に使えるのか」が問題となりました。
 そこで子どもたちは(1)可塑性(2)耐火性(3)収縮率について、自分の採取した土が条件を満たすかどうか、テストピースを作って実験することにしました。

(1)可塑性はあるか
三殿台遺跡の館長さんに「細長く伸ばしたり、輪っかにできるとよい」ことを取材してきたMさん。市販の粘土とも比べながら、自分の粘土の可塑性を確かめました。

(2)耐火性はあるか
テストピースを1250℃で焼き、とけずに形を保っていられるか確かめました。

(3)収縮率は15%以下か
焼成前後の大きさを計測しました。
実験結果から、「弘明寺がけブラウン」「弘明寺かだんブラウン」「きなこ」の3種類の土は3つの条件をクリア!他の土も、信楽の土とブレンドすれば使える可能性があると分かりました。

子どもの感想

私の土が使えると分かってすっごくうれしいです!!「弘明寺がけブラウン」は、最初は茶色だったのに、焼くと赤っぽくなって、カーンという高い音がして、土って不思議だなぁと思いました。「おれんちの土」は、まさかとけちゃうと思いませんでした。可塑性がすごくあったから使いたいなーと思っていたのに、残念です。でも、ブレンドすれば使えると思うので、いろんな土があった方がおもしろいと思うので、どちらも使いたいと思います。







速報レポート1 プロジェクトの経緯
速報レポート2 三殿台遺跡見学
速報レポート3 粘土を探そう
速報レポート4 粘土を作ろう
速報レポート5 やきものを作ろう

プログラム検索に戻る