NO団体名主な企画内容
22 横浜市立大岡小学校(神奈川県) 「こちら横浜やきもの研究所!〜伝統と環境を未来につなごう〜」
"地元横浜の粘土を探して陶土を作り、地域の桜並木の間伐材の灰を釉薬に使う、陶器の地産地消を目指した体験活動。また、子どもたちが自ら企画した環境保全活動や地域活性化をねらった陶器市の開催も行う。"

速報レポート5 やきものを作ろう

活動日:令和元年7月3日・7月10日
参加者:児童34名  教職員1名 

 粘土が完成し、いよいよやきもの作りです。
 コップ、キャンドルホルダー、めがね置き、コースター・・・子どもたちは思い思いに自分の作りたいものを作りました。ひび割れをどうすればよいのかが一番の課題でした。
 2週間の乾燥期間を終え、窯入れ。「われませんように・・・!!!」と手を合わせて祈る姿が印象的でした。
 そしていよいよ待ちに待った窯出し。「きれい!!」「すごい!」「われてない!」美しいレンガ色に焼きあがった作品を見て、大きな歓声があがります。
 大事そうに作品を抱える子どもたちの顔は、達成感で輝いていました。

子どもの感想

思ったことは、本当に自分たちの地域の土がやきものに使えたということです。4月に買った粘土か自分たちで作った粘土かを話し合って、自分たちで作る粘土に決まりました。しかしぼくは本当にやきものに使える土なんてこの近くにあるとは思っていませんでした。しかし、理科の地層の勉強でボーリング資料を使ったときにこれを土探しに生かせるのではないかと考えて、地域の地層を調べました。そこで粘土を見つけられたときは、本当の宝物のように思いました。そこから一人ひとりが粘土の作り方を調べて粘土をつくり、大岡焼を本当に作ることができるまでになって、ぼくはそのことにとても感動しました。夏休みが明けたら釉薬をかけて本焼きをするから、夏休みの間に釉薬のことをいっぱい調べておきたいです。









速報レポート1 プロジェクトの経緯
速報レポート2 三殿台遺跡見学
速報レポート3 粘土を探そう
速報レポート4 粘土を作ろう
速報レポート5 やきものを作ろう

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