速報レポート3実 施 日 : 8月27日(火)9:20~14:50
【活動内容】全5回スケジュール案
活動場所 : 尾鷲市立宮之上小学校 参 加 者 : 尾鷲市立宮之上小学校3年生14人、校長、教職員3名 講 師 : 小山ハウス寺子屋(森田)、尾鷲市水産農林課(千種) サポーター : 尾鷲藪漕隊(内山、林ほか2名)、小川耕太郎∞百合子社(藤井)、 三重大学環境リテラシークラブ(坂本、山本)、三重県農林水産事務所(須田ほか1名)、尾鷲市政策調整課(芝山、川崎) 第1回目 : 6月20日(木):ガイダンス、下草刈り作業 他 今は危険だからという理由で、子どもたちの自然を体験、実感する機会が激減しており、また自然の楽しさ、魅力、遊び方などを教えられる大人も少なくなっている。 ※前回、雨天で実施できなかった、枝打ち体験と間伐体験を組み入れた。 スラックライン 世界遺産八鬼山にて、大学生のお兄さん、お姉さんと合流。スタッフも含めて、いつもより大人数の実習となる。 2班に分かれて、スラックラインと枝打ち、間伐体験を行う。山に入って行く姿も回を追うごとに頼もしくなる。 「僕らの遊び場」に到着。今日はこの森にスラックラインを張って、大学生と一緒に遊びます。 木を傷めないように保護シートを巻きながら、スラックラインを張っていく。 初めてのスラックラインで、転倒防止のためのハーネスと、ガイド用のロープも張っていく。 最初は、大学生のお兄さん、お姉さんにサポートしてもらいながら、感覚を身につける。 子どもたちは初めての遊びにワクワクしながら、進むごとに体の使い方を覚えていく。 バランスを崩しそうになっても、体幹を駆使して、地面に落ちないように立て直す。自然で遊ぶことで、こうした体の使い方を学ぶ。 2つの角を利用して「コ」の字型に3辺に張り込んだ1辺15mのスラックラインを渡っていく。 2回目からは、渡っている人を水鉄砲で撃ちまくる。子どもたちの表情にも笑顔があふれだす。 三重大学自然環境リテラシーの講師を務めるプロガイドの皆さんも、子どもたちの容赦ない水鉄砲攻撃にはタジタジ(笑)。 最初は感覚を確かめるように恐る恐るやっていた子どもたちも、慣れるにしたがいスムーズに移動し余裕の笑顔に。 枝打ち・間伐体験 未間伐のエリアにて、枝打ちと間伐体験を行う。尾鷲市水産農林課の千種係長から説明を受ける。 第1回目で尾鷲ヒノキは密植多間伐が特徴と習ったが、言葉だけでなく、実際にやってみてわかる気づきがある。 どれを間伐すれば良いのか、それはなぜかということを教えてもらいながら、自分で間伐する木を選定する。 密度の濃い、密集している木のなかで、曲がっていたり、細かったりするものを選んで間伐することで、残った木が広く養分と日光を受けることができ成長していく。 間伐をする際に何よりも大切なことは、安全の確保。どの木をどの方向に倒すのかを回りにいる全員で共有する。 全員が倒れる方向の上手側に回り、下には誰もいないことを確認してから行う。この確認は絶対不可欠であることを体感する。 (1)今回は、三重大学生物資源学部の自然環境リテラシー講座と連携したなかで、子どもたちが大学生に、これまでの2回で学んだ「杉とヒノキの見分け方」や、「枝打ちの仕方」、「山に入るときの注意事項」などを教えるということが目的の一つであった。 速報レポート1 速報レポート2 速報レポート3 速報レポート4 速報レポート5 プログラム検索に戻る |