速報レポート3 上級編施期日 令和2年8月29日(土)〜30日(日)1泊2日
ねらい
場所 国立若狭湾青少年自然の家、自然の家大浜(福井県小浜市田烏区大浜) カタボコ浜(福井県小浜市田烏区須ノ浦) 参加者 17名(小学生11名 中学生6名)指導者 7名 ボランティア 5名 ・若狭湾の自然の中での生活を通して、心と体をリフレッシュする。 5月20日当時、政府発出の緊急事態宣言は解除となっていた。福井県独自の自粛要請が続く中、県内の公立学校は分散登校を始めた。6月1日より、公立学校は、通常の授業再開を目指していた。子ども達は、新型コロナウィルス感染拡大防止の行政施策のため、自粛生活を余儀なくされ、身も心も疲弊している状態から少しずつ回復を始めるが、不登校児童生徒の増加やDVなどの新たな課題の表面化が心配されていた。本所としては、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、7泊8日の長期看板事業を中止とし、看板事業を短期の宿泊事業を上記のねらいをもって実施する決定をした。 教育的価値 1日目……9:30開校式、大浜周辺にてシーカヤック&スノーケリング、シーカヤックにて無人浜へ 上級編では、国立若狭湾青少年自然の家の長期事業、カヤックの事業に参加した経験者でしめていたので、カヤックの操作を思い出す活動をしたのり、直ぐに活動を進めることができた。上級編では、動力船への荷物の積み込み等、全て自分たちで実施した。初級編、上級編に参加したメンバーも多くてきぱきと行動する姿が多数見られた。新型コロナウィルス感染症拡大防止のために、野外炊事時間を短縮する措置として、ご飯は食堂での炊き上げとした。2日目の朝食は、野外炊事でカートンドック作りを実施した。昼食は、参加者が必要な時に食べることができる行動食とした。活動中は、随時アルコール消毒を実施、1日に2回検温を実施した。活動期間中は、シーカヤックの指導者としてその道のプロである大瀬志郎氏を講師として招聘し、自然の中で暮らす基礎基本を学びながら過ごした。若狭湾の豊かな自然の中で、子どもたちは「食べる」「遊ぶ」「寝る」「移動する」をスタッフのサポートを受けながらも自分たちの手で行えるように支援をした。移動手段として、主にシーカヤックを使用し、SDGS目標14を視野に入れたプログラムを取り入れ、海洋環境に目を向けると共に、若狭湾のロケーションから見て取れる、海と山の繋がり、若狭湾と琵琶湖の関係、人と自然との共存を考えた。活動を通して、持続可能な形で海洋資源を利用するために必要なことを考えるきっかけ作りを行った。また、テーマを決めて仲間と語り合う活動「語り場」を活動初日の夜に行った。自分の感じたこと、考えていることを仲間の前で語る活動は、「主体的・対話的で深い学び」につながると考えられると共に、自分を客観的に捉えることができると考えられる。今回のテーマ「自然と自分」について、話し合ったり体験したりする中で、参加者が気づいたことや考えたことを下記する。
速報レポート1 初級編 速報レポート2 中級編 速報レポート3 上級編 速報レポート4 まとめ プログラム検索に戻る |