NO団体名主な企画内容
43 山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンター(鳥取県) 「ちびっ子砂丘探検隊2022」
地元児童を対象に、鳥取砂丘地域特有の自然を感じる活動を実施、その魅力を伝える。「楽しむ→好きになる→自ら学ぶ」ことのきっかけづくりをしたいという思いで「楽しむ」ことに重点を置いた自然体験活動。

速報レポート1

日程:2022年6月19日(日)
人数:19名(参加者9名、学生スタッフ5名、講師2名、運営スタッフ3名)
スケジュール

 9:00~ 9:30(30分)  受付
 9:30~ 9:35( 5分)  挨拶
 9:35~10:00(25分)  アイスブレイク
10:00~10:20(20分)  チーム旗作り
10:30~11:50(80分)  砂丘散策学習
11:50~12:15(25分)  風紋発生風洞装置実験見学
12:15~13:00(45分)  昼休憩
13:00~13:40(40分)  まとめ学習
13:55~15:05(70分)  サンドボード&そり体験
15:15~15:45(30分)  着替え・休憩
15:45~16:25(40分)  まとめ学習
16:25~16:30( 5分)  挨拶・解散

※参加者1名が都合がつかず欠席

※2班の編成
 黄色:参加者5名、学生スタッフ3名
 青色:参加者4名、学生スタッフ2名

※新型コロナウイルス感染症対策として、イベント中はマスクの着用と手指消毒を励行。
 砂丘内は熱中症のリスクが高まるため、マスクを外して屋外活動を行った。

アイスブレイク





 初対面で緊張し切っている子どもたちの心を解きほぐすために行うレクリエーション。過去に鳥取砂丘での自然体験活動をサポートした経験を持ち、本イベントでも毎回お世話になっている鳥取市レクリエーション協会コーディネーターの塚田比香里氏へ講師を依頼。あっという間に学生と子どもたちは打ち解けた様子。“ちびっ子砂丘探検隊の誓い”として活動中の約束も確認。

チーム旗作り




 チームの結束を深めるために行うチーム旗作り。チームカラーの旗布にみんなで決めたチーム名や、メンバーの名前を書いたもの。リーダー(学生)が常に旗を持ち1日活動をする。

鳥取砂丘散策学習





 第一回最初のプログラムは、砂丘散策学習。鳥取砂丘でのガイド活動の柱を築き上げ、鳥取砂丘を舞台に自然体験イベントを多数実施していた経歴のある音田研二郎氏(共催:一般財団法人自然公園財団鳥取支部 前所長)へ講師を依頼。地形や砂の模様、植物観察のほか、砂の表面温度の計測や砂の斜面角度の計測などさまざまな実験も交えながら楽しく散策をした。この日、鳥取県内には熱中症警報が発令されており、砂丘内も非常に暑かったため、少々時間を短縮して早めに拠点へ帰着した。

風紋発生風洞装置実験見学





 砂丘内にできる『風紋』がどのようにして出来るのかを紹介する観光客にも大人気のメニュー。世界に一台しかない装置を使って、先ほど砂丘内で見てきたばかりの『風紋』の不思議をスタッフが子どもにも分かりやすく解説した。風紋ができる条件、見やすい時間帯など、興味津々に見入っていた。

アクティビティ体験(サンドボード&そり)









 鳥取砂丘アクティビティ体験。実施は鳥取砂丘サンドボードスクールの前田靖志氏。砂丘形成に欠かせない海からの風や、自然が作り上げた傾斜を体感しながら、砂丘ならではの自然遊びを行った。昨年度までは怖がってあまり滑りたがらなかった参加者が多かった印象だが、学生スタッフや参加者同士でソリを楽しみ、中にはボードで迫力満点のスリルを体感した参加者もあった。今回初参加の学生スタッフに『クセになる楽しさだよ』と子どもがサンドボードの魅力を紹介する場面もあり、イベントの成果も感じられた。

まとめ学習





 休憩を挟んで、一日の活動や学びを振り返るまとめ学習を行った。各自が活動内容の記録・感想を記入し、スタッフが準備した当日の写真やイラストを使って思い思いに仕上げた。今回も学生スタッフには子どもたちが記入に迷わないよう、傍でヒントを出したり等、作業のサポートを行った。まとめシートとは別に“今日いちばんの思い出”も仕上げた。



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