NO団体名主な企画内容
43 山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンター(鳥取県) 「ちびっ子砂丘探検隊2022」
地元児童を対象に、鳥取砂丘地域特有の自然を感じる活動を実施、その魅力を伝える。「楽しむ→好きになる→自ら学ぶ」ことのきっかけづくりをしたいという思いで「楽しむ」ことに重点を置いた自然体験活動。

速報レポート3

日程:2022年10月2日(日)
人数:18名(参加者8名、学生スタッフ4名、講師2名、運営スタッフ4名)
スケジュール

 9:10~ 9:30(20分)  受付
 9:30~ 9:35( 5分)  挨拶
 9:35~10:00(25分)  アイスブレイク
10:00~10:25(25分)  チーム旗作り
10:35~11:20(45分)  砂丘学習
11:37~11:56(19分)  バス移動
12:00~12:40(40分)  浦富海岸遊覧船乗船
12:45~13:20(35分)  昼食休憩
13:23~13:42(19分)  バス移動
13:45~14:20(35分)  砂の美術館見学
14:30~15:00(30分)  砂丘会館見学
15:10~16:00(50分)  まとめ学習
16:00~16:05( 5分)  閉会挨拶

※参加者1名は所用により欠席、1名は当日欠席

※2班の編成
 紫色:参加者4名、学生スタッフ2名
  緑色:参加者4名、学生スタッフ2名

※新型コロナウイルス感染症対策として、イベント中はマスクの着用と手指消毒を励行。
 熱中症のリスクが高まるため、マスクを外して屋外活動を行った。

 ※新型コロナウイルス感染症の影響で日程延期、プログラムを再編成しての実施となった。

アイスブレイク
 緊張しきっている子どもたちの心を解きほぐすために毎回行うレクリエーション。本イベントで毎回お世話になっている鳥取市レクリエーション協会コーディネーターの塚田比香里氏へ講師を依頼。よく体を動かし、スタッフともすぐに打ち解けた様子だった。 “ちびっ子砂丘探検隊の誓い”として活動中の約束も確認。



チーム旗作り
 チームの結束を深めるために行うチーム旗作り。チームカラーの旗布にみんなで決めたチーム名や、メンバーの名前を書いた。リーダー(学生)が常に旗を持ち1日活動をする。これまでは毎回同じチームカラーだったが、今回は違うカラーを取り入れたことでチーム名を決める時間がとても盛り上がったとスタッフから意見があった。チーム名は主に学校で流行っている事柄から決まることが多いようだが、今回は両チーム名が被り、少々予定時間がオーバーした。




砂丘学習
 講師は砂丘学習で毎年お世話になっている音田研二郎氏。今回は砂丘内でいままで立ち寄っていないところや、話題にしていない内容を中心に散策を行った。砂丘内で見られる火山灰、海進や海退による砂丘の変化などを参加者に問いかけながら散策した。途中にはうさぎやイノシシ等たくさんの動物の足跡があり、足跡クイズをした。足跡クイズもすんなりと正解し、6月の砂丘学習の内容をよく覚えていた様子。







バス移動
 7月は貸切バスだったが、今回は路線バスを利用。土日開催であるため運行本数が少なく、路線バスの時刻に合わせてスケジュールを調整する点で苦労したが、計画通りにプログラムを実施できた。運賃を握りしめて、整理券や一般乗車客への配慮等の公共交通機関のルールを確認してから乗車した。一般のお客さんも多かったが、目的地まで約20分間マナーを守って行儀良く乗車していた。

浦富海岸遊覧船
 今回、やっと乗船することができた浦富海岸遊覧船は、山陰海岸ジオパークの透明度の高い海と美しいリアス式海岸を船長の解説付きで巡る約40分のクルーズである。天候等に恵まれず、昨年から見送ってきたプログラムであった。初めて乗る参加者も多く、非常に楽しみにしていた様子であった。当日は好天に恵まれ海も穏やかで、船長が解説する断崖や海中の様子もしっかり目で確認することができ、船外のテラス席に移動して風や外の空気を感じることもできた。船酔いが心配な参加者は酔い止め薬を持参しており、乗船30分前に服用しての乗船を行った。体調不良等もなく、無事にクルーズを終えた。
 その後は屋外テラスを借りて昼食。昼食後にはここでしか食べられない「イカ墨ソフト」をミニサイズで試食。イカ墨を食べたことがない参加者が多かったが「おいしい」とみんながペロリと完食していた。








砂の美術館見学
 再び路線バスに乗って、砂の美術館へ。新型コロナウイルス感染症の影響で約3年ぶりに展示作品を入れ替えてオープンとなった「エジプト編」を見学。砂の美術館の見学ルールも確認し、学生とペアになっての自由見学とした。パンフレットを確認しながら、作品タイトルや解説をまじまじと読んでいる姿が多く見受けられた。学生が撮影した写真には、砂像を真似してポーズを決める参加者も多くあり、時間いっぱい楽しく見学できていた様子だった。





砂丘会館見学
 ビジターセンターの道向かいにある砂丘会館を訪問。創業60年になる老舗の商店である。店内には食事処とお土産が並んでいる。鳥取県内随一の観光地である鳥取砂丘で、梨やらっきょう、カニ等の地元名産品を使ったどんなお土産があるのか、店内を見学させてもらった。また、梨ソフトもミニサイズで試食し、昼のイカ墨ソフトも含め砂丘周辺のグルメについても学んだ。




まとめ学習
 拠点へ帰り、まとめ学習を行った。今回は延期回の内容を組み合わせながら、砂丘周辺観光を学ぶというプログラム。まとめ学習用紙には「今度おじいちゃんに、砂丘のことを教えてあげたい。アイスもおすすめしたい」など、ソフトクリーム、遊覧船、土産についてはもちろん、自身が学習してきた砂丘の自然についても紹介したいとの声も多くあった。観光素材を体験することで、発信する力にダイレクトに繋がることを実感した。







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