NO団体名主な企画内容
43 山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンター(鳥取県) 「ちびっ子砂丘探検隊2022」
地元児童を対象に、鳥取砂丘地域特有の自然を感じる活動を実施、その魅力を伝える。「楽しむ→好きになる→自ら学ぶ」ことのきっかけづくりをしたいという思いで「楽しむ」ことに重点を置いた自然体験活動。

速報レポート2

日程:2022年7月10日(日)
人数:22名(参加者7名、学生スタッフ7名、講師2名、運営スタッフ4名)
スケジュール

 9:10~ 9:40(30分)  受付
 9:40~ 9:45( 5分)  挨拶
 9:45~10:10(25分)  アイスブレイク
10:10~10:35(25分)  チーム旗作り
10:40~11:00(20分)  バス移動
11:00~12:00(60分)  山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館
12:05~12:30(25分)  昼食休憩
12:30~12:50(20分)  準備・着替え
13:10~15:00(110分) 磯の観察会
15:20~15:50(30分)  シャワー・着替え
15:50~16:10(20分)  バス移動
16:10~16:30(20分)  まとめ学習
16:30~16:35( 5分)  閉会挨拶

※参加者2名は所用により欠席、1名は当日欠席

※2班の編成
 紫色:参加者3名、学生スタッフ3名
 緑色:参加者4名、学生スタッフ4名

※新型コロナウイルス感染症対策として、イベント中はマスクの着用と手指消毒を励行。
 熱中症のリスクが高まるため、マスクを外して屋外活動を行った。

アイスブレイク




 緊張しきっている子どもたちの心を解きほぐすために毎回行うレクリエーション。本イベントで毎回お世話になっている鳥取市レクリエーション協会コーディネーターの塚田比香里氏へ講師を依頼。よく体を動かし、スタッフともすぐに打ち解けた様子だった。 “ちびっ子砂丘探検隊の誓い”として活動中の約束も確認。

チーム旗作り




 チームの結束を深めるために行うチーム旗作り。チームカラーの旗布にみんなで決めたチーム名や、メンバーの名前を書いたもの。リーダー(学生)が常に旗を持ち1日活動をする。これまでは毎回同じチームカラーだったが、今回は違うカラーを取り入れたことでチーム名を決める時間がとても盛り上がったとスタッフからの事後聞き取りで聞けた。

バス移動




 今年度初めて取り入れるジオパーク学習。鳥取砂丘地域以外の山陰海岸ジオパークを体験してもらうことで、新たな地元の魅力を知ってもらいたい。今回は鳥取砂丘ビジターセンターからバスで約20分の距離にある浦富海岸(鳥取県岩美町)を舞台に学習を行った。これまでの路線バスでの移動は『マナーを守って。他のお客さんの迷惑にならないように。』と指導をしてきたが、今回は活動支援金をいただけたことにより、貸切バスでの移動が可能となった。移動時間の短縮ができただけでなく、歌を歌ったり、簡単なゲームをしたりと楽しく移動時間を過ごせていた様子だった。

山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館








 山陰海岸ジオパークの中核拠点施設のひとつである海と大地の自然館の館内解説を実施。講師は小矢野悠造学芸員。山陰海岸ジオパークの価値や見どころ、また山陰海岸ジオパークエリアに生息する様々な生きものについての紹介をしていただいた。普段なかなか聞けない砂丘地域以外の解説に参加者は興味津々な様子だった。その後は3Dシアターの鑑賞。専用グラスを装着しての映像鑑賞は臨場感満載だったようで、非常に楽しそうであった。最後は館内自由見学。水槽に入った生きものを観察したり、化石や岩石のレプリカを触ったりと、有意義な時間を過ごした。

磯の観察会









 昼食後、班ごとに観察道具を用意、各自ライフジャケットも着用し、海と大地の自然館からバスで約2分程度の場所にある熊井浜で磯の観察会を行った。バスを降りてからは少々険しい山道を進むことにはなるが、熊井浜は地元の人しか知らないプライベートビーチ。準備体操後は、小矢野氏の説明を聞きながらゆっくりと海へ。参加者は皆、今年初めての海で非常に楽しそうであった。『小さな魚やウニがたくさん見えた!』『気持ちよかった!』と充実した時間が過ごせたことが感じられる感想を多く聞いた。

まとめ学習




 シャワーを浴び着替えを済ませて、バスで拠点へ帰着。一日の活動や学びを振り返るまとめ学習を行った。各自が活動内容の記録・感想を記入し、スタッフが準備した当日の写真やイラストを使って思い思いに仕上げた。今回も学生スタッフには子どもたちが記入に迷わないよう、傍でヒントを出す等、作業のサポートを行った。磯の観察会用の資料を見返して『この生きものに会った』『今度はこれが見てみたい』と最後の最後までジオパークの魅力を体感した感想を述べてくれた参加者たちであった。





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