NO団体名主な企画内容
23 大津市立和邇(わに)小学校(滋賀県) 「実体験で学び調べる防災学習~自然とともに、わにっ子防災子どもリーダーになろう~」
ハザードマップの作成、防災グッズ作り、避難所体験など自然災害に対する備えを、子どもたちが実際に体験することで学び、考え、主体的に行動することを促す。さらに実体験を周囲に発信することで、地域との協働体制を充実させる活動。

速報レポート3 防災グッズを作ろう

活動日: 2023年 9月 13日(水)
活動場所: 和邇小学校 多目的教室
参加人数: 小学生   77人 / 指導者   5人 / 合計  82人
活動内容

防災グッズ作り

 地域防災会の皆様に来校いただき、これまでの災害について、学ぶ機会をいただいた。1学期から、「防災」の基礎知識として、調べ学習をしたり、ポスターにまとめて発表したりする機会があったため、今日の話は、理解が進み、クイズ形式では、全問正解となった。





 次に、災害時や避難所生活で、ライフラインが止まり、物資が不足する中で、どのように生活を守るのか、について考えた。身近にあるものを使って、食器として代用できるグッズの作り方を学んだ。子どもたちは、すでに知っているものもあり、周囲に教え合いながら、てきぱきと作業に取り組むことができた。





 最後に、「減災」という考えから、災害時に危険物が散乱していて、素足で生活することが危険な場合、または、避難所生活で、床面の寒さから身を守るための新聞紙スリッパの作り方を学んだ。出来上がったスリッパは、思ったより安定していて、温かさを感じた。





子どもたちの感想

  • 前半の「防災知識」では、今まで調べたことが出てきたので、答えが分かった。日本は災害が多く、特に地震については、今後注意していかなければならないので、今日の話は参考になった。
  • 避難生活で食事が必要なとき、もちろん食器はない。あるもので代用するにはどうすれば良いか、それを考えるのが私たちの責任であることを知ることができた。困った、何もない、で終わらせてはいけない。あるもので、生き延びていかなければならない。やはり、学習は大切だ。
  • スリッパを新聞紙では作れないと思っていたが、実際やってみると、案外しっかりしていて、分厚くて、温かい感じがした。アイデアをもてば、いざという時に、何でもできると感じた。



速報レポート1 調べ学習交流会
速報レポート2 和邇防災ハザードマップ
速報レポート3 防災グッズを作ろう
速報レポート4 避難所体験に向けて、ロープワーク

■別年度のレポート
2022年度 和邇探索「和邇川の生き物調査と図鑑づくり」 実施レポート

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