NO団体名主な企画内容
24 NPO法人やまぼうし自然学校(長野県) 「『やまぼうし自然学校森でモリモリ遊び隊』春の遊び隊キャンプ、秋の遊び隊キャンプ」
季節にあわせた森遊び中心のキャンプを企画し、子どもたちに身近な森の季節の変化を楽しみながら「遊びこむ・遊びふける」時間を提供する。

速報レポート vol.2

日 時:2010年9月4日、5日

「やまぼうし自然学校 森でモリモリ遊び隊」秋の遊び隊キャンプ

 9月に入っても、まだまだ暑く、夏休みが終わってもまだまだ元気な遊び隊が、2度目のキャンプをしました。

 夏休みにちょっと背が伸びた子が大活躍した、テント張りからスタートの1日目。春に比べてとてもスムーズ張り終えたら、「次は、これこれ」と大好きなかなづちのもとへ一目散。ペグをしっかり打ちこんで、テントがピーンと張れました。涼を求めての沢遊びでは、水の冷たさに悲鳴と歓声があがります。「水温泉」に浸かったり、岩のウォータースライダーをしたり、大きなカエルにも出会いました。
 お昼のあとは、楽しみにしていた五右衛門風呂。大きなドラム缶を転がして、水はバケツリレーで溜めました。縄文火熾しで苦労して、苦労して、苦労して点けた火は、火吹き竹チームが大切に育てて、いい湯加減に。お風呂が沸いたら、早速入る仲間や、順番待ちの間に沢に洗濯へ行く仲間もいました。野菜が煮えるちょっとの間をぬって始まった鬼ごっこも、盛り上がりました。メニューから考えた夕飯の豪快焚き火料理には、なんと当たり付き。自分たちで収穫したキュウリとトマトも、飛ぶように売れました。
 念入りな下見と「おばけ会議」をした肝試しでは、「お願い!1人はいやだ〜」という仲間の声に、ルールを変えてあげるやさしさも。みんなが無事生きて帰って来たので、最後は焼きマシュマロでしめくくり。と、思ったら、あまりに星がきれいなので、寝袋を持ち寄って、みんなでゴロン。流れ星を見つけて興奮したり、天の川にうっとりしたり、自分だけの星座をつくったりしたのも楽しいひとときでした。「地球も、どこかの星からこんな風に見えているかもしれないね」と、寝袋イモムシがつぶやきました。

 2日目の朝はちょっと寒かったので、寝袋の中でもぞもぞしながら起床時間を待っていたようで、なんとも静かな朝でした。早速、キュウリとトマトを収穫して朝ご飯。テントのそうじを超特急で終えたら、昨日の遊びの続きで沢へ行ったり、自慢の剣をやすりで磨いて仕上げたり、上手に作れるようになった笹舟でレースをしたり…。
 ひとしきり遊んだら、太陽が乾かしてくれたテントをたたんで昼食の準備。長〜い竹を交替で割って、節を削ったら、自分で作った竹のコップを持って集合!ミカンやキュウリも流れる、流しそうめん大会のはじまりです。仲間同士で道具を安全に、上手に使えるようになり、アイディアが形になる楽しさを味わえるようになってきた遊び隊。特製のつゆもおかわりしながら、大騒ぎのうちにそうめんは完売しました。

 片づけと、忘れ物表彰式を終えたら、あっという間に終わりの会の時間。一番楽しかったことを聞いてみると「火遊び!流しそうめん!肝試し!工作!お風呂!・・・」。仲間と協力しながら、自分のやってみたいことに挑戦した2日間。みんなが思い思いにキャンプを満喫したことがわかり、スタッフはとてもうれしかったです。今度はどんな遊びが発明されるのか、楽しみです。











速報レポート vol.1
速報レポート vol.2

■別年度のレポート
2011年度 『やまぼうし自然学校 森でモリモリ遊び隊』〜“生きる力”を育む〜 春の遊び隊キャンプ、秋の遊び隊キャンプ 実施レポート
2009年度 ぼくらの飲み水の最初の一滴に会いに行こう 〜大明神沢、水源の森探検〜 実施レポート

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