NO | 団体名 | 主な企画内容
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七宗町立上麻生小学校(岐阜県) |
「我ら清流と日本最古の石の町!川と緑と石の不思議探検隊!!」 神渕川で「ホタル生息のひみつ」を、飛水峡などで「甌穴群の不思議」や「礫岩の秘密」を探検しながら学ぶ活動。知識と経験が身に付く自然体験プログラムを実施。 |
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活動レポート1 清流神渕川・納古山探険コース(1) ホタル学習
日 時 : 6月 28日(木)
場 所 : 七宗町立上麻生小学校 4年生教室
参加者 : 小学校4年生 13名 指導者3名 (安藤志朗講師と教員2名)
活動目標
・自分たちが住んでいる七宗町を流れている神渕川にホタルが生息していることに着目し、ホタルの種類や食べ物を知り、ホタルが住んでいる神渕川はどんな川なのかについて理解することができ、神渕川が本当にきれいな川なのかという疑問をもち、これから調べていく課題意識をもつことができる。
活動内容
【事前】
・ホタルを近くの神渕川で見つけたと友達に話をした。
・どの子も夜に保護者と一緒にホタルを見る。(保護者に依頼した。)
・保護者と一緒にホタルを見たときのことを話し合い、疑問を出し合う。
【当日】
(導入 3分)
あいさつをして、講師の先生の紹介を受ける。
自分たちが知りたい内容について説明をした。
(講師の先生から30分)
ホタルの種類とホタルの生態について話を聞いた。
ホタルが住む環境はどんなところなのかの説明を聞いた。
ホタルはきれいな水のあるところに住むが、全く人が住んでいないような山の中では住まないこと。七宗町にはきれいな川である神渕川が流れていて、そこには、人が住んでいるので、ホタルが住むにはちょうどよい環境であること。しかし、住んでいる人たちが汚い水を川に流すと、ホタルの餌になるカワニナが住めなくなって、ホタルもいなくなる。また、ホタルの幼虫が隠れる植物も育たなくなるとホタルが住めなくなることを聞いた。
神渕川には、ホタルだけではなく、アジメドジョウや天然記念物のネコギギが住んでいる美しい川であることを学んだ。
(質問コーナー12分)
説明をされた以外の点で質問することができ、神渕川にホタルがいることから川が本当にきれいなのかを調べたい気持ちをもつことができた。
子どもの声
神渕川は、とてもきれいで、まわりに家があるので、ホタルの住む所に、ぴったりだと分かりました。
神渕川には、ホタルの幼虫以外にもたくさんの生き物がいて、その中のネコギギは国の天然記念物だと知ったので、すごいと思いました。
それと、私がずっと気になっていた、昼はどこにいるのかという疑問も近くの森林で休んでいるということが分かってうれしかったです。
神渕川の生き物やホタルのことがいろいろ分かったので、楽しかったです。
今日、ホタルの事を安藤先生にたくさん教えてもらいました。
ぼくが一番びっくりした事は、ホタルの幼虫は脱皮をしないと大きくなれずに次の脱皮まで待たなきゃいけない事です。
安藤先生が日本でも七宗が一番ホタルがきれいに見えるって言っていたので、七宗に住んでよかったなぁと思いました。
今日、ホタルの事がたくさん分かったのでうれしかったです。
今日、安藤先生の話を聞きました。
分かったことやびっくりしたことは、ホタルの幼虫やさなぎから光ることがびっくりしました。
それから分かったことは、5つあり、1つ目は、ホタルは人や家がいたりあったりする場所しかいないと分かりました。2つ目は、ホタルは卵を500個産むことが分かりました。3つ目は、幼虫が6回脱皮することです。4つ目は、オスはメスより小さいことが分かりました。5つ目は、ゲンジボタルの幼虫以外は陸上で生活することが分かりました。
ぼくは、今日、安藤先生の話を聞いて思ったことは、とても詳しく説明してくれたので、とても勉強になり、おもしろくわくわくした気持ちになり、とても楽しかったです。今度は、40種類のホタルの特徴や性質を調べてみたいです。
考察
子ども達は、自分たちの住んでいる環境が美しいことは、当たり前と思っていた。しかし、講師の先生に聞いて、自分たちが住んでいる地域が他の地域と比べて、ホタルが住むぐらい美しい環境であることを子ども達は知ることができた。
なぜ、自分たちが住んでいる地域は恵まれた環境になっているのかを、今後追求する上で、とてもよい単元の導入になった。
講師の安藤先生は、子ども達が興味を持つような工夫をしながら説明をしていただけたので、とても良かった。
活動レポート1 清流神渕川・納古山探険コース(1) ホタル学習
活動レポート2 清流神渕川・納古山探険コース(2) 神渕川の生き物探険
活動レポート3 清流神渕川・納古山探険コース (3) 森のはたらき納古山探険
活動レポート4 甌穴群探険コース
活動レポート5 日本最古の礫岩探険コース
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