活動レポート１　自然に親しむ活動「たてわりフラワー（学校花壇、プランター栽培）」

　花を育てる活動を通して、学校や地域などの美しい環境作りに取り組んでいます。種まきから発芽、仮植、定植、開花までの世話を通して、子どもたちは命の尊さや自然の大切さを感じています。

　５月に、環境委員会の子どもたちで種まき作業をしました。サルビア３種類、マリーゴールド、アゲラタム、メランポジウム、コリウスの花の種をまきました。小さな種から本当に小さな芽をたくさん出しました。少し大きくなった苗を植えかえるため黒ポットへの土入れやプランターの土作り、学校花壇への植え付けなどの作業は環境委員会を中心に行いました。
　今年のメイン花壇は、「輝け未来」というテーマで児童からデザインを募集し、雨上がりの鮮やかな虹をイメージしたデザインに構成しました。
　今年の夏は、猛暑の後の雨続きで水やりや施肥に気を遣いました。赤のサルビアは暑さに弱く、マリーゴールドは肥料が多いと花をつけなかったり、青や白のサルビアは長雨で花に水分を含んで倒れてしまったり大変苦労しました。
　春から委員会活動で栽培してきたメイン花壇に今は、たくさんの花が咲きほこっています。

　7月9日、「たてわりフラワー」活動で、プランターに花の苗を植えました。

　環境委員会の説明を聞いた後、色の班に分かれて作業をしました。上学年の子が下学年の子に優しく声をかけている姿がとてもほほえましく感じられました。赤組は、「赤色のサルビア」を、青組は「アゲラタム」、黄組は「マリーゴールド」の花苗をプランターに植えました。
　この日から毎日、当番を決めて朝と帰りに水やりをしました。
　そして、９月１３日の秋季大運動会。大切に育てた各色のプランターを本部テント前や児童席、保護者席に飾りました。
　花には人の心を和ませ元気にしてくれる力があるようです。
　青空の下、地域の皆さんの声援を受けてどの子も元気いっぱいにがんばりました。

　９月の初めにまいたパンジーやデイジーの種が、また小さな芽を出しました。この小さな芽を大切に育てていきます。卒業式や入学式にはプランターや花壇いっぱいに花を咲かせて、私たちを楽しませてくれるでしょう。

プログラム検索に戻る